ウクライナ、ロシア発表の“人道回廊”拒否 「民間人をロシアに連れて行くためで、容認できない」(2022/3/7 日テレ)
ウクライナでロシア国防省が日本時間の7日午後4時から設置するとしていた「人道回廊」について、ウクライナ側は拒否する姿勢を示しました。
ロシア国防省は日本時間の7日午後4時から一時的な停戦を行い、首都キエフなど4つの都市から住民を避難させる「人道回廊」を設置すると発表しました。
しかし、避難先の多くがロシアとなっていることから、ウクライナの副首相は「民間人をロシアに連れて行くためで、容認できない」として拒否しました。
ロシア側は、この人道回廊はフランスのマクロン大統領に頼まれたものだとしていますが、フランス側は否定しました。
ロシア軍の電撃戦が不発に終わり、この先、泥沼化必至のウクライナ危機。
開戦当初ならいざ知らず、事ここに至れば、ウクライナ国民に選ばれ、支持されている現政権を捲土重来の日まで存続させることこそ、対ロシア戦略では重要。
米政府、議会内で「ウクライナ亡命政府」計画が急浮上 https://t.co/5ktDH4Vm6Z @WEDGE_Infinityより
— wer y sagt (@kaguramay) March 7, 2022
政治的にもそうだが、何百万人にもなるであろう戦時難民は、ウクライナ国外で長期滞在→新生活を構築しなくてはならなくなる。つまり、
慢性的なマンパワー不足国であるポーランドやスロバキアに「着の身着のままで雪崩れ込んできた」ウクライナ人が「押し付けられた緊急避難の代償」を背負わされ、「安価な労働力」として同国の労働市場に組み込まれる恐れがあるってことだ。これはこれで苦界な話だよ。
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