そこを勘違いすると、今回のホンジュラスの政権交代を読み間違えるが、中国あたりはわざと間違えたふりをするだろうなあ。
ホンジュラス大統領選、親中派の元大統領夫人が勝利宣言(2021/11/29 ロイター)
[テグシガルパ 28日 ロイター] – 中米ホンジュラスで28日、大統領選挙が行われ、左派野党候補のシオマラ・カストロ氏が勝利を宣言した。カストロ氏はセラヤ元大統領の妻で、勝利が確定すれば同国初の女性大統領が誕生する。
選挙管理委員会によると、開票率40%時点で、カストロ氏は53.5%を得票。与党候補で首都テグシガルパ市長のナスリー・アスフラ氏は34%。
カストロ氏は演説で、融和の政府を樹立し、国民投票の導入で直接民主主義制度を強化する方針を示した。
エルナンデス現大統領は、地元ギャングとのつながりが指摘され、米国が麻薬密輸関連で捜査対象としていた。カストロ氏は、反エルナンデス層を取り込み、世論調査でアスフラ氏にリードしていた。
ホンジュラスは台湾と国交がある数少ない国の一つだが、カストロ氏はマニフェスト(選挙公約)で、勝利すれば中国と国交を結ぶとしていた。ただ、選挙を目前に控えた先週、米政府高官が訪問した後、マニフェストを起草したカストロ氏の側近はロイターに、最終的な決定はしていないと語っていた。
シオマラ・カストロの夫で元大統領のマヌエル・セラヤも憲法無視の再選を目指してクーデターを起こされた困った御仁だったが、夫人の方は少しはマシなのかね。夫と同じ穴のムジナだったら、今回踏み台にしたエルナンデスを笑えないオチになりそうだが。さてさて。
ここで「七色の憂鬱」を紹介。
ちょろ。
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