【迷走の】ドイツ連邦議会選挙、社会民主党(SPD)とキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)が拮抗。連立政権交渉は混乱必至【左派ウェイ】
この8年間のドイツ政界の変化を見ていると、中道右派の弱体化が順調に進んでいったことが分かる。これはメルケルにとって誤算だったのか。それとも計算通りだったのか。
メルケルの真意はともかく、今後のドイツは中道右派に替わり、左派が主導権を握ることになる。
中国からのちょっかいも気になる。せめて穏やかな連立がなりますように。
ドイツ緑の党、SPD主導の3党連立で予備交渉へ-CDUを選ばず
ドイツの緑の党は、社会民主党(SPD)のショルツ財務相を次期首相とする連立交渉を進める意向だ。緑の党にはやはり組閣を模索するキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)からも働き掛けがあったが、SPDを選ぶ姿勢を鮮明にした。
緑の党はSPD、自由民主党(FDP)との3党連立に向けた予備交渉を開始する計画だ。同党の共同代表であるベーアボック、ハベック両氏は5日にCDU・CSUの代表者らと会談したが、その場で政策面の大きな相違を強調していた。
ベーアボック氏は6日、「FDP、SPDとより本格的な協議を続けていくことが理にかなう。最近の交渉で共通点を見いだすことができた」とベルリンで語った。
(2021/10/6 ブルームバーグ)
コメントを残す