ザ・恥の上塗り。
パチンコ攻略情報を提供する会社の広告で確実にもうけることができると誤信し、入会金などの損害を被ったとして、大阪府内の男性会社員(22)が15日、パチンコ攻略情報会社2社と広告掲載雑誌、広告代理店などを相手取り、約255万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。パチンコ攻略法をめぐり、広告を掲載した雑誌社と広告代理店が訴えられるのは異例という。
訴状によると、男性は平成19年4月、パチンコ雑誌に掲載された「やはり本物の攻略法は凄かった!」などの広告を見て、情報提供会社2社に入会金など約210万円を支払った。しかし契約締結前、パチンコ攻略情報に絡む詐欺被害相談が消費生活センターに寄せられていることを知り、不審に思った男性が2社に返金を求めたが、連絡が取れなくなったという。
男性側は広告代理店などの責任について「攻略法が存在するかのような記事を掲載して読者の射幸心をあおり、広告主の詐欺行為に加担した」と主張している。
(5月15日 産経新聞)
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