第21話で花寺のどか嬢@CV悠木碧女史から経験を通じて学ぶことを教えられ、第22話で沢泉ちゆ嬢@CV依田菜津女史から「嫌い」「好き」の概念を学んで自我に目覚め、第23話で平光ひなた嬢@CV河野ひより女史から「かわいい」という概念の広がりを教わり、「寂しい」という概念を自ら体得した、あいかわらず透明感(物理)が半端ない精霊美少女・風鈴アスミ嬢@CV三森すずこ女史。
精霊少女はいわば神の無意識が具現化した姿。その神の無意識に対して、人界での経験を通じてアスミンという人格の肉付けを行っているここ数話のヒープリ組。その肉付けアプローチを通じて、人間社会が自覚すべき良心や哲学を幼女先輩やその親御さんに語りかけるヒープリ制作スタッフ。見事。御見事。
どうしてもアスミンにスポットライトが集中する展開が続いているが、初期3人組もおろそかにされているわけではない。特にひなた嬢は、第13話から急速に成長したなあ、なんとなく将来の彼女の姿が見えてきたなあと感じた本エピソードでした。
ちゆ嬢はアスミンの保護者役が板についておりますが、それはそれでよし(キュアアースのコンセプト発表の時、ちゆ嬢とアスミンでこういう人間関係(?)が醸成させるとは思いもしませんでしたわ。前回第22話までは)
「武闘家の突きとアスリートのダッシュに一般人がついていくのはキツイ」ってばっちゃが言ってた。アスミンが一般人かどうかは別として。
絶対無敵な戦闘マシーンとしての顔と、萌え萌えキュンな着せ替え人形になっている顔のギャップがなくなる時が、風鈴アスミ嬢が透明癖のある精霊少女から脱皮する瞬間なんだろうな。その瞬間は見逃せない。
そしてのどか嬢は今日も天使でした。「かわいいと好きが直結するのはプリキュア界では真理なのです。ですから迷うことはないのです。さあ今すぐ愛しの(以下略)」
追伸
シンドイーネさん@CV伊藤静女史のこのツッコミに、良心の呵責を感じた大きなお友達は少なくないと聞く。
つか感じろ。反省にも限界はないんだよ。
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