安倍政権は1月末、検察庁法の従来の法解釈を急きょ変更し、黒川氏の定年を半年間延長。野党が違法性を指摘したが、手続きは適正で、検察に引き続き必要な人材だと反論していた。その黒川氏が不祥事で辞職する事態に追い込まれ、官邸が主導した人事の判断が問われそうだ。
検察庁法改正案見送り直後に炸裂した文春砲。
つまりはそういうこと。本件は「文春砲見事なり」で終わる話ではない。その証拠に、
稲田伸夫検事総長の監督責任も今後焦点となる。
このあたりの小細工の厭らしさよ。稲田検事総長は黒田検事長の定年延長反対派だったんだぜ。それを無視した政権側が黒革の手帳もとい黒川の現役延長を危ないトコロにねじ込んだため今の騒動に至るってのに、なんで稲田検事総長の連座が既定路線のように語られなきゃならんのよ。
つまりはそういうこと・その2。本件の本質は、用済みになった黒川を切って、更に目の上のたんこぶな稲田を失脚させることで一番得をするのは誰かという話だ。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下の今月、東京都内で新聞記者らと賭けマージャンをしていた東京高検の黒川弘務検事長が21日、安倍晋三首相に辞表を提出した。森雅子法相は安倍首相へ報告後、官邸で記者団に黒川氏を内規の訓告処分としたと明らかにした。
安倍政権は1月末、検察庁法の従来の法解釈を急きょ変更し、黒川氏の定年を半年間延長。野党が違法性を指摘したが、手続きは適正で、検察に引き続き必要な人材だと反論していた。その黒川氏が不祥事で辞職する事態に追い込まれ、官邸が主導した人事の判断が問われそうだ。稲田伸夫検事総長の監督責任も今後焦点となる。(2020/5/21 共同通信)
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浮世の今宵に相応しい曲と舞。
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