「デモ参加者、先週より増えとるやないか!警備は先週より強化しとるんやなかったんか?いったいどないなっとるんや、バーニング!!」
それはそれとして、1年半前の予想通りの展開となった「パリは燃えています」。社会弱者&反政府勢力大暴走で大混乱の混沌と化した、2018年終盤のおフランス。
仏大統領選の第一回投票結果に不満な若者が暴徒化な件について(2018/4/24)
パリの若者たちがくしくも口にしているが、マクロンは経済方面にだけ長けているテクノクラートだ。実のところ、それ以外の能は無い。産業界や富裕層の支持は得られても、一般庶民・貧民層や若者などの社会的弱者の支持は得られない。
すると、どうなる。
マクロン政権下では今以上に、世論の二分化と激しい相互不信が進む。そして、その状況を一番望み、最も恩恵を被る者は誰か。
これから地獄を見るマクロン新大統領とフランス国民な件について(2017/5/8)
議会にロクな身内無し、世論に有力な後押し無し、有権者にガチな支持層無し。無い無い尽くしの中、混乱の続くフランスのトップに祭り上げられたマクロン。
思いの外、先の見えてないフランス国民が多いと感じた2017年の大統領選。第一回投票でフィヨンを残しておけば良かったと、パリっ子たちは遠からず後悔することになるだろうな。
後悔先立たずというが、米国のトランプ大統領誕生と英国のEU離脱国民投票、そしてフランスのマクロン大統領の当選は、近年の欧米有権者の「三大やっちまった投票結果」だよなあ。
「3つのうち、どれが最悪になるかはまだ分からんがの」
つるかめつるかめ。
燃料税の引き上げをきっかけにフランスで起こった反マクロン政権のデモが1日、全国であった。仏メディアによると、13万6千人が参加し、デモの影響で1人が死亡。パリだけで400人以上が拘束された。マクロン大統領は「暴徒は混乱を望んでいるだけだ」と非難したが、「庶民に冷たい大統領」との不満は増すばかりだ。
パリでは車両や建物が次々と放火され、レストランなども壊された。鎮圧に向かう消防や警察の車両のサイレンが一日中鳴り響き、爆発音も繰り返し起きた。凱旋門付近は、治安当局が使ったとみられる催涙ガスが充満し、発煙筒や炎上車両の煙も重なって視界がかすんでいた。
デモに参加した、パリ郊外に住む年金生活者のメレ・ダニエルさん(70)は「私の年金は、家賃が払えない48歳の娘の仕送りに消えていく。大統領は庶民の惨めな暮らしぶりが分かっていない」と憤った。別の年金生活の女性(70)は「フランス全土が怒っている。私たちは団結している。ここは革命の国だ」とまくしたてた。人々は「マクロン辞任」を訴え、フランス国歌を歌った。AFP通信によると、南部アルルではデモによる渋滞で停車中のトラックに車が突っ込み、運転していた男性が死亡した。
ここで「【東方役員共*】あなたが落としたのは…」を紹介。
どの世界でも大切なのはゆとり。
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