同機に乗り合わせた乗客らが男性にいったい何をしていたのかと尋ねると、男性は「トイレに急いで行きたくて、出口扉をぐいぐい引っ張っていた」と答えたという。
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【AFP=時事】インドの旅客機に搭乗していた男性が、飛行中にトイレのドアと勘違いして出口の扉を開けようとし、機内がパニックに陥るという出来事があった。航空会社と複数のメディアが明らかにした。
航空会社ゴーエア(GoAir)によれば、22日にニューデリー発パトナ(Patna)行きの便に乗った男性が、機体後部にある出口扉を開けようとしたという。
同社は25日、AFP宛てのメールで「別の乗客が気付いて通報し、男性は乗務員らに取り押さえられた」と説明した。
コルカタ(Kolkata)に本社を置くテレグラフ(Telegraph)紙が空港関係者の話として報じたところによると、同機に乗り合わせた乗客らが男性にいったい何をしていたのかと尋ねると、男性は「トイレに急いで行きたくて、出口扉をぐいぐい引っ張っていた」と答えたという。
「男性は生まれて初めての飛行機で、勘違いしてしまったと釈明した」とも明かしている。
ゴーエア広報は、客室内の気圧の関係で、男性はどう頑張ってもドアを開けることはできなかったと補足した。
インドの航空市場では、中間層の拡大に加え、航空路線と格安便の増加で飛行機の利用者数がここ10年で6倍に急増。人生初のフライトという乗客も多いとされる。【翻訳編集】 AFPBB News(2018/9/25 時事通信)
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