赤城農水相、辞表を提出 安倍首相が受理

 誰も幸せにならない「今更更迭」に絶望した!

なんとも中途半端な時期の更迭。選挙が終わった後に切ったところで何の意味が?。明日から予定していた米国通商代表部のシュワブ代表やジョハンズ農務長官との協議はどうするのよ?。流石にここまで判断力が摩滅しちゃっているとは思いませんでしたよ>安倍のボン。

赤城農相も最後までまともな弁明しないでトンズラだし…純粋にお頭の方だけなら優秀な人なんですが、どうにも坊ちゃん過ぎて、こういう難局を乗り越えるだけの強さが欠けていましたな>赤城のボン。平時であれば相応に働けた人材だったのでしょうが…彼もまた安倍のボンの「甘さ」の犠牲者か。

 安倍晋三首相は1日、赤城徳彦農水相の事実上の更迭に踏み切った。首相は赤城氏を首相官邸に呼び、この席で赤城氏が辞表を提出、首相もこれを受理した。赤城氏は農水相就任以来、「政治とカネ」をめぐる問題が次々と発覚、参院選での与党大敗の一因と指摘されていた。首相は近く、大幅な内閣改造を行う方針を示しているが、赤城氏を早急に交代させることで、態勢の建て直しを急ぐ必要があると判断したとみられる。後任は、若林正俊環境相を兼務させる方針だ。

赤城氏は辞表提出後、記者団に「私に関するさまざまな報道があり、参院選で与党敗北の一因となったのは紛れもない事実だ。大変申し訳なく、この際、けじめをつけたいと思った」と辞任理由を説明した。

首相は31日、「赤城氏も含めて人心を一新する」と述べ、名指しする形で赤城氏の交代を明言していた。首相周辺は1日、「首相が(赤城氏を)呼んだのだから、推して図るべきだ」と述べ、今回の閣僚交代は自発的な辞任というよりも事実上の更迭との見方を示した。

安倍内閣での閣僚交代は、昨年末の佐田玄一郎行政改革担当相辞任に始まり、政権発足後約10カ月で早くも4人目となる。いずれも政治とカネをめぐる問題や失言など、閣僚本人の不祥事による交代で、首相の任命責任がさらに問われることになりそうだ。

塩崎恭久官房長官は1日の記者会見で「首相が(大臣を)任命しているわけだから、当然、責任は自らにあることは(首相も)繰り返し述べている」と指摘した。

首相は内閣改造について、「いろいろな政治日程もよくみながら熟慮断行していく」と述べるなど、21日~25日のインド訪問などを終えた後に実施する考えを示している。ただ、自民党内からは、参院で過半数を占めた野党からの攻勢を懸念し「あまり延ばさないほうがいい」(森喜朗元首相)とする声も出ており、首相は難しい判断を迫られそうだ。

赤城氏は自殺した松岡利勝前農水相の後任として6月1日に就任。直後に、事務所費経費の不透明な処理が問題になったほか、参院選期間中には政治資金の二重計上疑惑も浮上。顔に絆創膏(ばんそうこう)を張って閣議に出席し、物議を醸したこともあった。

赤城氏は衆院茨城1区選出。2年に初当選し、当選6回。

(8月1日 産経新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アングラから政治ネタまで色々モノ調べをやっているイロモノです。思想は保守中道、趣味はサブカル全般、歴史、各種コンサル。ボーイッシュと大和撫子がマイ趣味女の子の双璧。