「手先」

とある案件について、PEもとい外資系ファンドもとい「ハゲタカファンド」の連中とネゴをやりました。

結論。分かっていたこととは言え「やっぱりあいつら人間じゃない」。ネゴのタフさがどうとか以前に、自分達を気持ちよくさせる(≒金儲けさせる)結論以外は全て却下で聞く耳持たず。買収・資本参加した日本企業への経営指導も、「売り物」としての価値を高めるだけしか考えて無いので、金を入れた先の経営陣を理解しようとはせず権限も渡さず、資本の論理を振り回すだけで半分奴隷扱いの口ぶり。目の前で展開される下品な口上に「お前の血は何色だ!?」的心境。思わず催す生理的嫌悪感と吐き気。

で、これが本国の青い目をした連中ならなんとかまだ許せるんですが、日本企業を切り刻んで売り物にする実務を嬉々としてやっているのが、日本人スタッフなんですよね。さらにタチが悪いのは、自分で肝心なところは判断していない一方で、歩合での手取りを少しでも増やすためだけのネゴにだけは目を血走らせる、その主張と目つきのいやらしさ。本国のユダヤ連中はまだビジネスと個人の資質を切り分ける「品」を若干なりとも持ってますが、連中の丁稚やってる日本人スタッフは心底下品というか、ぶっちゃけ性根が腐ってます。

戦争での占領地における統治戦略のセオリーは、「占領地の一部住民を味方につけて彼らを介しての間接統治」という分割統治だそうですね。今、ハゲタカファンドの手先になっている日本人は、守銭奴と言うよりむしろこういう「占領軍(強者)の手先」「知恵の回る狗」なんだなあと、連中の目つきを見ていて実感しました。

昔の記録映像で、占領軍の敗退後、こういう手先連中が集団リンチ喰らっているシーンが流れることがあります。やむにやまれぬ事情での協力者ってのもいるんでしょうが、当時の一般大衆が敵国協力者や売国奴をリンチしたくなる気持ち、本当によく分かります。連中ってば、直接の敵以上に憎みたくなる存在だもの。

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