ブレグジット以来の国政の混乱に、止まらないインフレがとどめとなっての保守党の大敗。14年ぶりの政権交代はもはや既定路線。日本の立憲民主党と違って労働党には政権担当能力があるから、事が起きてもまだマシか。
英地方選挙 与党保守党大敗 政権交代の見通し強まる(2024/5/4 TBS)
イギリスで地方議会選挙が行われ、与党・保守党が議席を大きく減らし、大敗を喫しました。来年1月までに行われる総選挙で14年ぶりに政権交代する見通しが強まっています。
イギリスのイングランドでは2日、107の自治体の議会選挙などが行われ、3日夜までに大半の結果が判明しました。
BBCのまとめによりますと、102の自治体で開票が終わり、スナク首相率いる与党・保守党が選挙前の半分近くにあたる448議席を減らし、大敗しました。一方、最大野党の労働党は173議席増やしました。
また、同じ日に行われた中部ブラックプールでの下院議員の補欠選挙でも労働党の候補が当選しました。
今回の選挙は、来年1月までに行われる総選挙の「前哨戦」と位置付けられています。
保守党の大敗は有権者の不満があらわになったもので、総選挙でも厳しい戦いとなることが予想され、14年ぶりに政権交代が実現する見通しが強まっています。
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