【日韓請求権協定】日本政府に賠償命令 韓国高裁、一審判決を破棄 元慰安婦訴訟【どこいった?】

今に始まった話じゃないけどさ。もやっとするね。

日本政府に賠償命令 韓国高裁、一審判決を破棄 元慰安婦訴訟(2023/11/23 時事通信)

 【ソウル時事】韓国のソウル高裁は23日、元慰安婦の李容洙さんら16人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、日本政府に1人当たり2億ウォン(約2300万円)の慰謝料の支払いを命じる判決を言い渡した。

 原告の訴えを却下した一審判決を破棄した。

 日本政府は、国家は他国の裁判権に服さないとする国際法上の「主権免除」の原則から、訴えは却下されるべきだという立場だった。

 ソウル高裁は、「訴訟は被告(日本政府)が当時占領していた朝鮮半島で、国民である原告に働いた不法行為への損害賠償を請求した事案だ」と指摘。国際慣習法は、主権免除を認める範囲を狭める方向に変化しているとして、「領土内での国民に対する不法行為では、(主権)免除は否定される」と断じた。

 2016年に訴訟を提起した李さんらは、主権免除の例外を求めており、原告の主張を認めた形だ。

 21年4月のソウル中央地裁の一審は「主権免除を認めなければ、外交的衝突は不可避だ」として、訴えを却下。慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した15年の日韓合意の有効性も認め、原告側が控訴していた。

 別の元慰安婦の訴訟では、ソウル中央地裁が21年1月に損害賠償の支払いを命じる判決を出し、日本政府が控訴せずに確定した。ただ、日本政府は賠償の支払いに応じていない。 

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