「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第11話「地球の魔女」感想 ~ 「クソデカ感情持ち花嫁とそれを受け止める隠れ器量持ち花婿のお話」

「お互いのコミュニケーション不足を自覚し、本音を交わし合った挙句に、きつめの百合ハグ!」ミオリネとスレッタが遂にキマシタワー建立。ついでに、「百合に挟まる百合」ソフィも登場で更に面白くなってキマシタワーというところで、年越し。まさにガッデム。ミオリネとスレッタ、せっかくくっついたのに物理的に別れたまま第2クール行きなんてイケズはないよね。

メカニック技術だけじゃなく勘働きも冴えているニカ姉や、そこで余計な勘働きを始めると危険だぞ!なボブ(仮)、ミオリネへの執着を無くして危ない路線まっしぐらなシャディクはじめ、若者たちは生き生きとしていましたなあ。で、そんな若者たちとは違うベクトルで生き生きとしていたのが悪い大人たち。デリング総裁とプロスペラママンが「クワイエット・ゼロ」なるプロジェクトを通じて裏で繋がっていた件は、第2クールの目玉になるのかしらん。今回の「フォルドの夜明け」によるテロでデリング総裁が死んでも死ななくても。ちなみグエルパパンは、まあ死なないだろうね。使い勝手のいい汚れ役担当だし。

プロスペラママンこと能登麻美子の演技力凄いね。スレッタのことを「自慢の娘」と呼ぶ時の声色の冷たさ、「自信喪失で機能停止中」スレッタと会話する時の計算され尽くされた優しさ、そしてエアリアルに語り掛ける際の真の優しさ。綺麗に使い分けてる。彼女の演技一つで、スレッタの置かれているポジションの危うさが良く分かる。見事。御見事。

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