【課題は反応の連続性維持と】核融合実験“投入分”上回るエネルギー発生に成功 米エネルギー省が発表【中性子の放出量減少】

それでも停滞しているよりはマシかな。おめでとう。

核融合実験“投入分”上回るエネルギー発生に成功 米エネルギー省が発表(2022/12/14 日テレ)

アメリカのエネルギー省は13日、レーザーを使った核融合実験で投入した分を上回るエネルギーを発生させることに成功したと発表しました。画期的な一歩とみられています。

エネルギー省は、カリフォルニア州の国立研究所で行われたレーザーを使った実験で、核融合のために投入したエネルギー量の1.5倍の出力が得られたと発表しました。レーザーによる核融合実験で、エネルギーが投入量を上回ったのは初めてで「科学的なマイルストーンだ」としています。

現在、原子力発電に用いられている核分裂と違い、核融合は2つの原子核を融合させる際に大きなエネルギーが出る原理を利用したものです。二酸化炭素など温室効果ガスが放出されず、脱炭素にもつながる「夢の技術」として研究が進められてきました。

実用化のためには、核融合によるエネルギー生成を継続的に行うことなど、技術的な課題も多く、数十年はかかる見通しです。

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