【臨海なら副生水素】日本政府、水素航空機用の水素インフラ整備を推進 ~ 課題は空港における水素の保管・貯蔵【内陸ならオンサイト改質で地産地消できないかな】

燃料電池車向けの水素インフラでは、↑なシステムの実証実験は進んでるんだし、空港でも可能だと思うがな>水素の現地生産。

つっても、

 水素はマイナス253度で液体状にして保存し、可燃性のために安全対策やテロ防止に向けた対応が欠かせない。

こっちのリスクと万が一の時に想定される被害規模が桁違いなのかもね。車用と航空機用とでは。

航空インフラでのガス漏れ事故(悪意や敵意による破壊含む)の怖さは、嫌というほど思い知らされているからなあ。日本は。そりゃビビるか。

【独自】CO2排出しない「水素航空機」、空港インフラの整備検討へ

 政府は、水素航空機の将来的な実用化を見据え、燃料の水素を空港で大量に保管・貯蔵し、機体に供給するためのインフラ(社会基盤)整備の検討に乗り出す。安全技術の確立や制度・施設の早期整備につなげ、二酸化炭素(CO2)を排出しない水素の活用で、世界に先行することを目指す。

 水素は、使用済みの油や穀物から作るバイオ燃料とともに、将来の航空燃料として期待が高い。欧州航空機大手エアバスは、2035年の水素航空機の実用化に向けて開発に着手している。実際に運航する際は、空港で大量の水素を保管・貯蔵し、専用のタンクローリーや送配管を使って航空機に注入・補給するための大規模な設備が必要となる。

 経済産業省や国土交通省、文部科学省は8月上旬に官民の検討会議を設置し、今秋をめどに実現に向けた課題を整理する。具体的には、空港に必要なタンクや送配管などの貯蔵、補充に関する設備の規模がテーマになる。法改正を含めた制度面の検証や施設整備に向けたコストの試算も行う。

 水素はマイナス253度で液体状にして保存し、可燃性のために安全対策やテロ防止に向けた対応が欠かせない。会議には全日本空輸や日本航空のほか、水素供給やインフラ整備を担うことが予想される川崎重工業や三菱重工業、IHI、燃料会社も加わる。

 水素航空機向けのインフラ整備では、フランスなどの欧州が先行する形で検討に着手している。日本がこの分野で後れを取れば、将来、海外の航空会社が日本での離着陸を減らす要因にもつながりかねない。政府は官民が協力して早期に方向性を示すことで、国際的なルール作りも先導したい考えだ。

 現在、航空機には主に石油由来のジェット燃料が使われ、海外の環境団体などを中心にCO2削減に向けて航空業界の取り組みを求める声が高まっている。米ボーイングは今年、環境に関する報告書をまとめ、航空機1機が20年超の使用期間に出すCO2量が100万トンを超えることを明らかにした。

  ◆水素= 爆発的によく燃え、CO2を排出しない。現在は化石燃料を分解して取り出す方法が主流だが、その過程でCO2が出てしまう課題がある。太陽光や風力で作った電気で水を分解し、安価で大量に作る方法の導入が目指されている。。

(2021/8/1 読売新聞)

ここで「【MMD艦これ】日焼け水着の朝潮荒潮で「Lamb.」」を紹介。

共から8月。夏も佳境ですなあ。

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