ネタニヤフ氏は発火物の飛来に対して有効な措置をとってこなかったと批判を受けており、ガザ封鎖の強化に加え、風船やたこを飛ばすグループへの攻撃が必要だと強調。
元祖・風船爆弾メーカーの旧帝国陸軍には、WWII末期、細菌兵器を同爆弾に括り付けて米国に飛ばす計画があった。陛下が許可しなかったから、実行しなかったけどね。
しかし、2018年のハマスが、当時の日本を見習う義理はない。風船爆弾に括り付けるのを爆弾や発火装置に限定する理由はない。
「批判されました。だから追い詰めました」じゃ芸がなさ過ぎるのと違うかい?ネタニヤフは。追い詰められたガザ地区が致命的な何かをやらかしても知らんぞ。
【エルサレム高橋宗男】イスラエルがパレスチナ自治区ガザの封鎖を強化している。ガザ地区から発火物をくくりつけた風船やたこが飛ばされ、イスラエル領内の農地や自然保護区で火災が続いていることへの対抗措置で、食品や薬品などの人道物資を除く全ての流入を制限するとしている。ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは「人道への新たな犯罪だ」と非難している。
イスラエル紙ハーレツによると、ネタニヤフ首相が9日にガザ封鎖強化を宣言した後、イスラエルからガザ地区への唯一の物流出入り口となっているケレムシャロームで、物資を搬入するトラックの台数が激減。11日にはガザに入ろうとした641台のうちガザ入りを許されたのは食糧や薬品、衛生用品などを積んだ193台だった。
ガザ市の住民によると、物資流入の制限により、16日にはプロパンガスの備蓄が底を突きかけていることが明らかになり、多くの市民が長い列を作っている。また、沿岸漁業が可能な範囲も9カイリ(約17キロ)から6カイリ(約11キロ)に狭められた。
ネタニヤフ氏は発火物の飛来に対して有効な措置をとってこなかったと批判を受けており、ガザ封鎖の強化に加え、風船やたこを飛ばすグループへの攻撃が必要だと強調。イスラエル軍は19日にガザ地区南部ラファで風船を飛ばそうとしていたハマスのメンバーを攻撃し、1人が死亡、3人が負傷した。(2018/7/20 毎日新聞)
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