29日にも、同空港着の香港・キャセイパシフイック航空の機体から同様のゴム製部品がなくなっており、空港事務所は今後、両社に原因を究明して再発防止策を講じるよう指導するという。
この2社の機体だけじゃなく、先月は大韓航空の同型機からも同じ部品が落下してるんだよな。大きさから考えると、無くなったのはフラップやフェアリング周りにあるFRP製の構造部品。落ち方から考えると、該当部品の素材劣化ではなく、離着陸時のフラップの稼働の際に外れやすい構造になっていて、そのため飛行中にポロリしたとみるべきだろう。
故に、これはエアライン各社の整備不良の問題ではない。Boeingが「B777の構造的欠陥」として調査すべき問題だと思うよ。
まあ、構造的欠陥とは言っても、B777はいかにもアメリカンな逞しい機体ですから。「見栄張って大きすぎるゴム製品を使ってトンじゃってる最中に外れたんだろ?」なんて、標準サイズの日本人にはとても言えないけどな。
30日午後4時ごろ、成田空港に米ダラス・フォートワースから到着したアメリカン航空61便(ボーイング777―200型)の機体からゴム製部品(重さ350グラム)がなくなっているのが、着陸後の点検でわかった。国土交通省成田空港事務所が明らかにした。飛行中に落下した可能性があるという。29日にも、同空港着の香港・キャセイパシフイック航空の機体から同様のゴム製部品がなくなっており、空港事務所は今後、両社に原因を究明して再発防止策を講じるよう指導するという。
空港事務所によると、部品は長さ85センチ、幅2センチで、左の主翼についていた。滑走路を10分間閉鎖して調べたが、部品は見つかっていない。
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