民進党、解散総選挙の「立ち合い」決定まで制限時間いっぱい ~ 前原誠司が採る選択肢は「分裂」か「解党」か「共産党との手切れ」か(2017/9/18)
「国政選挙を戦うには組織整備が遅れている」という点では小池新党の方が民進党より不利だが、国政政党としてゼロスタートの同党に失うモノはない。栃木(渡辺喜美)-埼玉(鈴木義弘)-東京(若狭勝・長島昭久)-神奈川(後藤祐一・松沢成文・笠浩史)-静岡(細野豪志)といった現職の「所属候補議員」が集中している関東・東海地区に戦力を集中し、彼ら+αで2桁の議席を獲れれば御の字だ。
この小池新党の関東-東海勢力線が、愛知(河村たかし)まで伸びれば、確かに面白い。「減税日本」の組織力と、愛知1区(名古屋市)の民進離反票と減税日本支持票が小池新党へ合流する効果には、現状、プラスの面しかない。
しかしなあ。春先に4選決めたばかりの現役市長が、その職をおっぽり出して国政に戻るってのはなあ。絵に描いたような厚顔オヤジの河村たかしでも、流石に支持者が許さないんじゃね?
「じゃあ代わりに、減税日本・元副代表の佐藤夕子を出馬させるというのは?」
「そしたら、河村のおじ様は街宣車の上で『東京はゆりこ!名古屋はゆうこ!』と連呼するのかしら。ベタベタね」
ベタベタだからこそ、たかしならやりかねない。もしそうなったら、愛知1区は荒れるぜえ。現職の熊田裕通@自民党が、昔の「戦闘狂」の血を滾らせるのは確実なくらいに。
やばい。マジで観てみたいかも。「激闘!愛知1区」。
地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長(68)は19日、次期衆院選への立候補について「名古屋のやっとるええ政治を日本に広げなあかん。常に前向きに検討している」と記者団に語った。「総理を狙う男はやめていない」と立候補に意欲を見せる一方で「まだ判断していない」とも述べ、態度は留保した。
河村氏は市長就任前に衆院議員を5期務めた。最近も「いつまでも名古屋に籠城(ろうじょう)しとるわけにもいかん」と常々語り、国政復帰に意欲を見せてきた。
ただ、河村氏は4月の市長選で4度目の当選を果たしたばかり。半年で辞職すれば、市民の批判を受ける可能性がある。小池百合子東京都知事らとの連携は具体化せず、自身の後継者選びも「常に考えているが、突如(解散の動き)となると難しい」。このため、立候補は「いろいろ整わないといかん」と語った。(関謙次、諸星晃一)
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