【シリア攻撃は米中首脳夕食会直後】ドナルド・トランプは習近平の「同意」を取り付けてから動いている【カールビンソン北上は首脳会談終了直後】

 「米軍の軍事行動に中国は反対しない」。4/7のシリア政府軍への攻撃以来、トランプが世界に対して暗に発し続けているこのメッセージが、第1空母打撃群の北上という形で更に現実化した。この事実を前に、シリアでのトマホークのラッシュになす術がなかったロシアは、おそらく沈黙する。そして、中露の後詰が期待できなくなった北朝鮮には、もう何もできない。

 核実験はおろかミサイルの移動一つやるだけで、ソウルや東京に弾道ミサイルを撃ち込む暇もなく、平壌は米軍の攻撃で火の海にされる可能性が出てきた。お得意の瀬戸際外交を封じられた金正恩は、もはや張り子の人造人間19号。「降伏の生贄」として、生死を問わず北朝鮮上層部から米国へ突き出される展開すらあり得るな。

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「実際そこまで行かなくとも、可能性を匂わせて北朝鮮の動きを掣肘するだけで、今は十分」

 ビビった北朝鮮上層部が半端に暴走して自滅してくれれば、一番楽なんだけどね。どこぞの新聞じゃないが、「1発くらいならビビりの誤射」と割り切って、日米韓側の被害が最小限なうちに速攻で反撃&フルボッコにするのも悪くない。

米空母打撃群が朝鮮半島へ

 【ワシントン=加納宏幸】米太平洋軍のハリス司令官は8日、寄港先のシンガポールからオーストラリアに向かっていた原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群に対し、北上を命じた。米海軍第3艦隊(米カリフォルニア州サンディエゴ)が発表した。朝鮮半島周辺で活動し、核開発・ミサイル開発を続ける北朝鮮の挑発に備える狙いがある。

 ミサイル駆逐艦2隻とミサイル巡洋艦1隻が含まれ、北朝鮮によるさらなる弾道ミサイル発射に対応する。海軍は「空母打撃群はオーストラリアへの寄港をとりやめ、西太平洋で第3艦隊の作戦統制下に置かれる」としている。

 第1空母打撃群は1月に母港のサンディエゴを出港し、西太平洋に展開。南シナ海で活動し、海上自衛隊と東シナ海で共同訓練を実施。韓国や周辺海域での米韓両軍による定例の合同野外機動訓練にも参加し、オーストラリアへの訪問を予定していた。

 これに関連し、トランプ米大統領は8日、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行と電話会談し、米韓同盟の強固さを再確認するとともに、北朝鮮情勢をめぐり緊密に連絡を取り合うことで一致した。

(4月8日 産経新聞)

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