3/2に北朝鮮人のビザなし渡航制度廃止で一撃。3/3に「証拠不十分」リ・ジョンチョルの国外追放と「疑わしいのはこっち」高麗航空職員に逮捕状発行の連続技。そして3/4に北朝鮮大使の国外追放。それも「好ましからざる人物」という熨斗をベッタリ貼り付けて、自国から蹴り出すという徹底ぶり。
今のマレーシア政府の心象風景を例えるなら、こんな感じか。
「適当とフレンドリーが売りのマレーシア人だからって、我慢には限度があるんだけどな。金正恩」
「北朝鮮とは長い間友好的な付き合いを続けていたけど、ごめん。もうムリ」
怒ってるよねえ。こわいよねえ。大使追放とか、もし北朝鮮とマレーシアが陸続きの隣国だったら、そのまま戦争に突入する三秒前な状況だぞ。危険だよねえ。
マレーシア外務省は現地時間の４日午後１０時前（日本時間午後１１時前）、マレーシアに駐在する北朝鮮のカン・チョル大使を国外追放すると発表しました。
カン大使は、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム（金正男）氏が、マレーシアで殺害された事件について、「でっちあげだ」などとマレーシア側の捜査を強く非難してきました。
カン大使は、４日午後６時に外務省に姿を見せるよう要請されましたが、姿を見せなかったということです。
これを受けてマレーシアの外務省は、北朝鮮政府にカン大使を「好ましからざる人物」として、国外追放することを伝えました。カン大使は４８時間以内に国外に退去するよう求められています。
(3月4日 NHK)
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