「自分の身近にいる怖い金持ち」中国と「タフガイっぽい政治家に無邪気な支持を寄せる大衆」フィリピン国民に適当な媚びを売った後、「本気で怒らせると怖い実力者」米国にペコペコと頭を下げるまでがワンセットの、ここ最近のロドリゴ・ドゥテルテ。そして、今日も今日とていつものコレ。
フィリピンのドゥテルテ大統領は22日、中国訪問中に「米国とは別れた」と発言したことについて「外交的結びつきを断つということではない。外交政策を分かつという意味だ」と釈明した。
ドゥテルテ政権の外交政策とは何かと問われると、「軍事同盟や経済連携、経済圏がありうる。私の外交政策は米国と完全に一致する必要はない」と説明。
意味不明。こんな出来の悪い詭弁で米帝が納得するわけないだろ。「米国とは別れた」発言前よりも厳しい条件下で、自国の対米政策を立て直さなきゃならないことが分からんのかね。この田舎ヤクザは。
習近平と中国相手に片手ポケットにガムくちゃくちゃはパフォーマンスとしてそれなりだけど、所詮はチンピラのハッタリ。国民の比較的多数が担いだお調子者を押し付けられた、フィリピン政府のまともな実務担当者たちが不幸に過ぎる。「吐いた唾が飲めない」のは、弱肉強食な暴力世界の鉄則。地方のDQN社会からグローバルな国際社会まで、それは変わらない。心底同情する。
外交や紛争で下手を打ちまくり、その都度、唾を吐く権利を削られていけば、次のステップでは、親分や強者果ては子分から唾を飲まされるようになる。
相手とシチュ次第では楽しいプレイだが、たいがいの場合、屈辱と同義だよな。ドゥテルテは、自分が採っている外交スタイルが、屈辱プレイへの一本道だってことが分からんのかね。いや、それを分かっていない自分が、フィリピン全体を混沌に巻き込んでいることの危うさを想像できないのかね。
フィリピンのドゥテルテ大統領は22日、中国訪問中に「米国とは別れた」と発言したことについて「外交的結びつきを断つということではない。外交政策を分かつという意味だ」と釈明した。同時に「これまでフィリピンは米国の指図にいつも従っていたが、私は従わない」とも話し、従来の関係との違いも強調した。
地元のフィリピン・ダバオに戻った際の記者会見で答えた。ドゥテルテ政権の外交政策とは何かと問われると、「軍事同盟や経済連携、経済圏がありうる。私の外交政策は米国と完全に一致する必要はない」と説明。新たに連携する国の例としてロシアを挙げた。
ドゥテルテ氏はまた、南シナ海のスカボロー礁を中国が実効支配し、フィリピン人の漁業活動ができなくなっている問題を中国側と話したことを明かし、「数日内に中国がどんな対応をするかは中国側に任せたい」として何らかの解決策が出ることに期待を示した。同礁はフィリピンの排他的経済水域にあり、7月に常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が、中国がフィリピンの漁業権を侵害しているとの判決を出した。
ここで「【MMD】チャイナドレスな藍様でPiNKCAT」を紹介。
傾国をやっていいのは女狐さんだけ。おっさんヤクザの仕事ではない。
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