「ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】(2016/8/11)
昨日コレを読んだ時、「こんな真面目に聞くだけ無駄な自己弁護の羅列記事、久しぶりに読んだわ」と呆れ、「ある意味、都知事選の野党陣営の選対はちゃんと仕事してたんだな。こんな前後の発言の整合性一つ合わせられないポンコツを普通に生の討論番組に出していたら、確実に票を減らしていたわ。鳥越が135万票獲れたのは、野党選対御一同の努力の賜物だよ」と苦笑した。
「戦後社会は落ちるところまで落ちた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】(2016/8/12)
そして今日のエントリーで、「有権者を愚民呼ばわりし、スタッフ作の政策案を放り出し、終に好き勝手を言いだして自爆した人間に投票してしまった都民には、正直同情を禁じ得ない」「つか、落ちるところまで落ちたのは戦後社会じゃなく戦後ジャーナリズム、あるいは鳥越俊太郎の見識と人品への評価じゃね?」が加わった。
でも、そう結論付けた後、もう一度読み直してみて、腹を立てるのはやめにした。それは、彼の言わんとするところを少しでも理解し、共感したからではない。
昨日今日のこの記事は、野党統一候補にしてリベラル陣営代表の東京都知事選候補による、敗因分析インタビューと思って読むから腹が立つのだと自覚したからだ。
Huffington postからの質問への、鳥越の独りボケツッコミの出来が悪すぎるから気分が悪くなるんだよ。このジャーナリスト芸人が「俺のネタに笑わない客がバカなんだ」と開き直るからドン引いた気分になるんだよ。
不出来な芸人のコントに腹を立てることは、有権者の見識の勝利ではなく、大衆の品格の敗北だ。これ以上この芸人に付き合うことは、社会にとって無駄以外の何物でもない。気分を害することすら無意味だ。
無視だ無視。この先、鳥越は一切無視。
とりあえず野党陣営やリベラル勢力のお歴々、次の選挙の時には、もう少し社会システムへの見識とまっとうな政治的歴史観、有権者への敬意、民意を尊重する品格を持った人物を担いでくれ。いくらなんでも、今回の神輿は出来が悪すぎた。
最後に、鳥越の選民思想や似非エリートの偽善を、淡々と、そして、あるがままに晒してくれたHuffington postのインタビュアー氏。
あなたこそ、正真正銘のジャーナリストだ。少なくとも、ジャーナリストとはそうあるべきだと、おいらは思う。
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