田辺三菱製薬による葉たばこワクチンの開発は、日本国内の葉たばこ業界に新しい商流とビジネスチャンスを生むか?
JTと葉たばこ農家が、たばこ事業法の下での既得権益を手放すわけがない。日本たばこ産業が、自分の医薬品事業の飯のタネを見逃すはずがない。むしろ、2007年の合併以来いまいちパッとしない田辺三菱が、今回の成果に目をつけられて、JTのお手付きになるんじゃね? 鳥居薬品みたいに。
1週間前にこの話が報道に出ても、田辺三菱の株価はいまいち反応しなかったしなあ。もう一押しのサプライズが欲しいところなんだぜ。
タバコの葉にインフルエンザのワクチンの成分を作り出す遺伝子を組み込み、収穫した葉からワクチンを製造する技術を日本の製薬会社が開発し、来年にもアメリカで最終の臨床試験が行われることになりました。製造期間が従来の3分の1以下に短縮可能で、専門家は新型のウイルスが出現した際に迅速に対応できる可能性があるとしています。
インフルエンザのワクチンは現在、主にニワトリの卵の中でウイルスを培養して作っていますが、製造期間が6か月ほどかかるほか、卵の中でウイルスの遺伝子が変異し、効果が低くなることがあります。こうした問題を解決しようと、「田辺三菱製薬」はワクチンの成分を作り出す遺伝子をタバコの葉の中に組み込み、収穫した葉から抽出することでワクチンを製造する技術を開発しました。
タバコの葉は1か月ほどで成長するため、製造期間を従来の3分の1以下に短縮できるほか、ウイルスの遺伝子に変異が起きることもないということです。
来年にも有効性などを確認する最終の臨床試験に入る見通しだということで、平成32年度までのアメリカでの実用化を目指すということです。
インフルエンザの問題に詳しい東北大学の押谷仁教授は、「臨床試験の結果を見なければならないが、製造過程が1か月程度というのは従来の方法に比べて早く、新型のウイルスが現れたときに迅速に対応できる可能性がある」と話しています。
(2月28日 NHK)
ここで「【LTH合作】ミリオンライブ!3rd st@ge Million Harmony~Vocal Theater~」を紹介。
はええもんじゃのう。もう3周年か。
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