「10年ぶりの日本出身力士の賜杯」はあくまでも結果論 ~ 大相撲初場所は大関・琴奨菊が初優勝

 実力勝負のスポーツの世界で、「日本人が!」「日本人が!」ってあんまり言いたくないんだよねー。特に大相撲に対しては、2013年九州場所で稀勢の里が白鵬を破った時に、会場全体から万歳コールが起こった時から、そういう意味での違和感を強く感じてる。

 「自称・国技」ということで、ナショナリズムを擽られ易い対象なのかも知れないけどさ、今日だけでもさ、モンゴル&欧州勢を問わず、15日間を通じて強さを発揮できる強い力士が、また一人誕生できたことを喜ぼうぜ。

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 しかし、ここ数場所の白鵬の場所終盤の失速ぶりは、ちょっと心配。6年前の、引退直前の朝青龍の「あっさり感」と似ている、負け方の悪さ。昨日の稀勢の里戦は流石に違うとしても、何か因果を含められているってことはないよな。

琴奨菊が悲願初V!豪栄道下し1敗死守 和製力士10年ぶり賜杯

 大相撲初場所千秋楽は24日、両国国技館で行われ、大関・琴奨菊が大関・豪栄道を突き落としで下して14勝1敗とし、初優勝を飾った。日本出身力士の賜杯は06年初場所の栃東(元玉ノ井親方)以来10年ぶり。

 1敗琴奨菊、2敗横綱・白鵬、平幕豊ノ島で迎えた千秋楽。まず、豊ノ島が関脇・栃煌山に敗れて優勝戦線から脱落。琴奨菊が負け、白鵬が勝てばともに2敗で優勝決定戦にもつれこむ可能性もあったが、一気の寄せから土俵際まで追い込むと、そこから冷静に突き落とした。ここまで8連敗中で来場所をカド番で迎える相手に勢いの差を見せつけて完勝。白鵬が臨んだ結びの一番の結果を待つことなく優勝を決めてみせた。

 この10年は朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜のモンゴル出身力士やブルガリア出身の琴欧洲ら外国勢が優勝を占めてきたが、ようやく日本出身力士が優勝を果たした。

(1月24日 スポニチアネックス)

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