安保関連法案を巡る国会内外の丁々発止、南沙諸島危機を巡る国内外の緊張、野党再編を巡る与野党内外の駆け引き熱が高まる中での、この一報。
なんというタイミング。これもまた、新しい流れを欲する歴史のうねりの一環なのか。
7日午後4時25分ごろ、島根県益田市有明町の島根県芸術文化センター「グラントワ」から、元東京都知事の石原慎太郎氏(82)が体調不良を訴えている、と119番があり、石原氏は同市の益田赤十字病院に救急車で搬送された。
益田広域消防本部によると、意識はあり、「頭が重い」と訴えた。救急隊員の到着時、何人かに体を抱えられていたという。
石原氏はこの日、益田青年会議所が主催する講演会「市民の力による地域再生」のため同市を訪れていた。関係者によると、講演を始めて約1時間後に石原氏が体調不良を訴えたという。講演会はその後、中止された。
石原氏は東京都知事の後、衆院議員として国政に復帰したが、2014年12月に政界引退を表明した。【井上大作、横井信洋】
(6月7日 毎日新聞)
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