安倍-オバマの日米首脳会談は7割がた成功な件について

 今回の首脳会談で決まった&再確認された要点は、私の解釈によれば以下の9つ。

  • 中国の侵略的海洋進出には、日米が共同で軍事的抑止力を強化してあたる
  • 尖閣諸島問題について、米国は引き続き日本の主権を尊重する
  • 普天間基地の米軍の辺野古移転等の方針に変更なし
  • 従軍慰安婦問題について、日本は現状以上の謝罪などを行わない
  • 核兵器の使用を「壊滅的で非人道的」と非難する

 このあたりは、まず満足のいく内容。今回の首脳会談や明日の安倍総理の議会演説の内容に警戒している、中国・韓国といった仮想敵国への牽制効果や、沖縄で蠢動している活動家連中への煽り効果は十分だ。

  • 日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定に基づき、日米同盟を地球規模で強化する
  • AIIBについて、日米は中立的な立場を維持する
  • TPPは全体交渉の早期締結を日米の話し合いの上で行う
  • ロシアのウクライナ侵略については否定的スタンスを継続し、ロシアの対ナチスドイツ戦勝70年式典は欠席する

 ここら辺は、現状はともかく、ある程度日本側に自由裁量が欲しい分野なんだが…仕方ないか。ここからの綱引きが肝要。

 今のところ、7割がた満足のいく結果を出している安倍総理の訪米。特にNPT絡みとはいえ、米国から「核兵器の使用=非人道的」のコメントを引き出したのは成功と言えるだろう。

 さて、締めの米国議会演説で、「合格点」のまま終われるか。終われるといいんだが、場所が場所なだけに、被害者意識と火病をこじらせたテロリストの乱入の一つくらいはありそうで、少しドキドキなんだぜ。

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同盟強化、地球規模で=日米首脳、TPP妥結へ決意―共同声明で中ロけん制

 【ワシントン時事】安倍晋三首相は28日午前(日本時間同日深夜)、ホワイトハウスでオバマ米大統領と約2時間会談した。戦後70年の節目を迎えて両首脳は「共同ビジョン声明」をまとめ、日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定を踏まえて同盟を地球規模で強化する方針で一致。環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結に向け協議を加速する決意を示した。

 会談後の共同記者会見で、首相は「揺るぎない絆で結ばれた日米同盟は、世界の平和と安定にとってなくてはならないものだ。抑止力は一層強化されるに違いない」と表明。大統領も「私たちはグローバルなパートナーだ」と指摘した。

 声明では、「かつての敵対国が不動の同盟国」となったと打ち出し、今回の会談を「日米のパートナーシップの変革における歴史的な前進」と位置付けた。日本側は「積極的平和主義」、米側はアジア太平洋に戦略の重心を移す「リバランス」(再均衡)の推進による緊密な連携を強調した。

 日米は、集団的自衛権行使を含む安全保障法制整備と直結するガイドラインを27日の安全保障協議委員会(2プラス2)で再改定した。これを受け、両首脳は声明で「グローバルな安全への貢献拡大」をうたい、海洋安全保障などでの緊密な連携を改めて確認。大統領は会見で、沖縄県・尖閣諸島について「日米安全保障条約5条が適用される」と明言した。

 TPPをめぐっては、先の閣僚協議で一定の進展はあったものの、米国産のコメ輸入枠や、日本製自動車部品に米国が課している関税の扱いが懸案として残っている。首相は「迅速かつ成功裏の妥結を達成することを確認した」と指摘。大統領は「迅速に合意に達したい」と語った。

 両首脳は声明で、「力や強制により一方的に現状変更を試みることで主権、領土一体性の尊重を損なう国家の行動は、国際的な秩序への挑戦」と指摘。名指しを避けつつも、東シナ海や南シナ海への進出を活発化している中国と、ウクライナ南部クリミア半島を「併合」したとするロシアをけん制した。

 ただ、大統領は中国に関し、「われわれは強い日米同盟が挑発と見なされるとは考えていない。中国の平和的台頭は支持する」とも述べた。 

(4月29日 時事通信)

 ここで「秋津洲でマイムマイム【艦これ】」を紹介。


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かもかも教かー。

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