「Go!プリンセスプリキュア」第13話「冷たい音色…!黒きプリンセス現る!」感想 ~ 「【つよくやさしく美しく】vs【気高く尊く麗しく】」

 春野はるか嬢@CV嶋村侑女史とトワイライト様@CV沢城みゆき女史、夕焼けの中の2度の邂逅。超絶キマシもとい、二人のプリンセス候補によるこれからの戦いへの期待度を高める最高の演出。「あれは良いものだ」by 北宋の壺な人。

f:id:kagura-may:20150426144613j:image

f:id:kagura-may:20150426144650j:image

f:id:kagura-may:20150426144715j:image

  • いや、本当に良いわ。作品のキャッチフレーズへのアンチテーゼを、敵対するもう一人のプリンセス、トワイライト様のポリシーとしてぶつけてくるセンスもそうだが、ディスピア様@CV榊原良子女史の娘に、みゆきち声のトライライト様というのが「わかってるなー。スタッフ」。そら、そんなドS母娘の下にいれば、シャットさん@CV日野聡氏も無条件に犬になるわ。

  • 質量ともに充実度を増すディスダーク・サイドに負けない、ゴープリ・サイドの人間関係の熟成度も素敵過ぎる。キュアフローラを貶めるトワイライト様に、愛の啖呵を切るキュアマーメイド@CV浅野真澄女史とキュアトゥインクル@CV山村響女史が素晴らしい。一般人としてそんなゴープリの三人を見守る、立花藤兵衛ポジの七瀬ゆい嬢@CV佳村はるか女史が、演出上の良いアクセントになっていて落ち着く。

  • それにしても、セミプロ級のみなみんと経験者のきららさんに挟まれたはるはるが、お約束通り「ぼえー」だったのはともかく、シャムールさん@CV新谷真弓女史の自己犠牲とトワイライト様の手取り足取り腰取り指導があったとはいえ、すぐに聞けるレベルまで上達するって、はるはるの底無しなポテンシャルは、相変わらず恐ろしい子。

  • その上達ぶりが「はるはるらしくない」と見抜くパヤオもとい錦戸先生@CV阪脩氏(!)、本能でトワイライト様の音に恐怖するパフ@CV東山奈央女史も、王道で実に良い。挙句に、ゼツボーグに取り込まれたパヤオの夢が、「小さい子にバイオリンを教える」てのをどう解釈していいのか、大きなお友達に汚れた解釈させる余地を残すのも流石!としか言いようが無いぞ、スタッフ御一同(やめい)。

f:id:kagura-may:20150426144807j:image

  • お話としては、物語の新しい鍵(トワイライト様、二人のプリンセス候補を繋ぐバイオリン)のお披露目以上では無いんだけど、それだけに、その2要素が強く印象付けられました。こういう丁寧な積み重ねができるからいいんだよな。4クールモノは。

  • OPに前回の主役・一条らんこ嬢@CV矢作紗友里女史が加入。いいわあ、こんな感じでどんどん増えていくんだろうな。はるはる組。素晴らしい。今更ながらに、実に素晴らしい試みだ。

f:id:kagura-may:20150426144836j:image

  • それはそれとして、ディスピア様に言葉攻めされながら、トワイライト様に踏み踏みされつつバイオリンを弾いてもらって、シャットさんと同じような恍惚の表情を浮かべて果てたいと思ったおいらは、ゲスの鑑です。ごきげんよう。

f:id:kagura-may:20150426144909j:image

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です