こないだJCをレイプしようとして、鉢合わせたJCの祖父母を惨殺した岐阜の笠原真也容疑者もそうだが、性犯罪者の一番許せないところは、その性欲の異常さというよりも、自暴自棄であれ単なる獣性の暴走であれ、自分の中の性欲を満足させるためなら、他人の人生ズタズタにしてもかまわないという、エゴの極みなメンテリティ。
三木被告がHIVに感染したことは罪じゃない。だから、凶悪犯だからと言って治療を受けさせ続けることに反対だとは言わない。しかし、社会に与える影響から考えると、同被告に必要な治療はHIVじゃなく精神面の方じゃないのかい?少なくともその治療が済むまでは、服役期間が終了して以降も一番社会に放ってはいけないタイプなんじゃないのかい?とは言いたい。
これもまた、多数派側からのエゴな意見ではあるんだろうけどさ。
エイズウイルス(HIV)に感染したことを知りながら女性5人に乱暴したとして、強姦(ごうかん)致傷や強姦などの罪に問われた住所不定無職、三木英夫被告(49)の裁判員裁判で、横浜地裁(鬼沢友直裁判長)は14日、懲役23年(求刑懲役30年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、三木被告は2012年7月、横浜市内の住宅に侵入、女性(当時21)を脅して強姦し、1週間のけがを負わせるなど、計5人に乱暴したとされる。
判決は「犯人がHIVに感染していたことを知り、被害者らがどれほどの恐怖と不安を感じたか。HIV感染で自暴自棄になり、鬱憤(うっぷん)晴らしとともに性欲を満たそうと犯行に及んだことは、動機にくむべきものはない」と指摘した。
(11月15日 朝日新聞)
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