「自分のキャリアの損得勘定だけで生きている人間は醜い」という反面教師にはなったね ~ 千葉貴樹@大阪市民間人校長、着任から3ヶ月で退職

 自己正当化全開な開き直りっぷりといい、3ヶ月で見切りをつけて「客」を投げ出す堪え性の無さといい、「何だこいつ?」と思っていたら、外資系証券会社出身と聞いて、超納得。

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 半期、四半期の成果と報酬の天秤に血眼になり、ボスへのゴマすりでボーナスのパイの分け前を1mgでも多くしようと必死な人種に、「教育」なんてできるわけないやん。連中ができるのは、せいぜい「競争」社会での生き方を見せることくらい。もちろん、競争の仕方を教えてくれるなんてことは、基本ありません。

「謝罪するつもりはない」3カ月で退職の民間人校長、大阪市教委の配属に不満

 大阪市教委の公募で民間人校長として4月に市立南港緑小学校(大阪市住之江区)に着任し、25日付で退職した千葉貴樹校長(38)は同日、同校で記者会見を開き、「自分のスキルを生かせる学校ではなかった」と述べ、配属をめぐる市教委への不満を理由にあげた。3カ月足らずでの異例の退職には「不祥事で辞めるわけではないので(児童や保護者に)謝罪するつもりはない」と強調した。

 「市教委が校長を公募して大阪の教育をどう進めるのかビジョンが見えず、(自らの退職は)市教委への問題提起に必要だった」。同日午後3時半から会議室で行われた会見。千葉氏は冒頭から市教委への批判を展開し、自らの退職を開き直るような口ぶりもみせた。

 配属をめぐる不満も漏らした。外資系証券会社に13年間務めた経歴を持つ千葉氏は「配属前から市教委に対して市立学校の英語教育の強化を訴えてきた」と説明した上で、「配属された学校では基礎学力の習得という別の優先課題があり、自分の本来の力を活用できなかった」と述べた。

 後任には26日付で教育センター総括指導主事の新開真琴氏(54)が就く。校長公募は、民間人登用を推進する橋下徹市長の肝いり施策で、今年度から市立小中学校で導入。今春に計11人の民間人校長が就任したが、退職者は初めて。

(6月26日 産経新聞)

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