「G20からの財政再建要請に日本は利己主義で応じよ」な件について

だいたい主要な欧米自体、無制限緩和策を採っているのに、日本だけが財政の教科書的な対応を強制されるいわれは無い。

そもそも文句言ってるのは、為替操作のカラクリ貿易競争が通用しなくなって、尻に火がついた韓国や中国あたりだろ。知るかよ。これからは手を抜かず、正々堂々と利己的に「同じ土俵」で勝負してやるから、覚悟しているがいい。

「日本は脱デフレ意図」 G20声明 財政再建策も要請

【ワシントン=柿内公輔】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は19日夜(日本時間20日朝)、日銀の新たな金融緩和策はデフレ脱却が狙いとして容認することなどを柱とした共同声明を採択して閉幕した。先進国の財政再建に向けた公的債務の削減目標の設定も討議されたが、日本などの反対により合意しなかった。

日本の金融緩和が焦点となったG20は、通貨安競争の回避を再確認する一方で、共同声明で「日本の最近の政策は、デフレを止め内需を支えることを意図したもの」と評価した。

議長国ロシアのシルアノフ財務相は総括会見で、「日銀はデフレとたたかう意向だ。各国も日本の政策を理解している」と述べた。日銀の黒田東彦総裁も「異次元の金融緩和」が一定の理解を得られたとの見方を示し、「一層自信をもって適切に金融政策を運営できる」と述べた。

一方、G20は日本に対して「信頼に足る中期財政計画」の策定を要請。米国にも財政健全化計画に向けた進展を促し、ユーロ圏には金融改革など債務危機打開への取り組みを求めた。公的債務の削減目標をめぐる議論は持ち越された。

(4月21日 産経新聞)

昨日のTPPエントリーでも触れたけど、この残酷な現実社会に惰弱や平和主義が通用する余地など、欠片も無い。ましてグローバルな利己主義の対立の場であればなおのこと。

TPPでも、日本は米国の利己主義に、自国の利己主義であたれ。そして双方の利己的かつ現実的な落としどころを見つけたら、そこに踏み込め。そのために犠牲が必要というなら、もうためらうな。戦争は、味方をいかに効果的に殺して勝つかの勝負だ。それは経済戦であっても例外ではない。

ここで「初音ミク】 Splatter Party 【猟奇殺人】」を紹介。


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「ヤバイと思ったが、衝動を抑え切れなかった」ですね。わかります。

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