<朝青龍>高砂親方が「国内治療」の意向 面会は見合わせ

初動対応で下手打った日本相撲協会。このままズルズルとドルジの帰国容認かと思っていましたが、なかなかどうしてギリギリの徳俵で踏みとどまっていますな。さすがは腐っても元力士の集団と言うべきか(笑)。

 本来なら組織としてつるし上げを喰うはずのところ、高砂親方に今後の対応の責任をおっかぶせて、ドルジと一緒に詰め腹を切らせ、自分たち自身は逃げ切るつもりがミエミエですが、まあ、それも「駆け引き」のうちか。それを上手く「自分達にとっても安全な叩きネタ」に昇華させるメディア連中の方が一枚上手ではありますが。

しかし、こないだの本田昌毅氏に続いて、今度は「関口房朗氏と並ぶ馬主界のワガママ893大魔王inアドマイヤ王国」近藤利一氏まで登場ですか。いよいよ以って混沌の度というか馬鹿馬鹿しさが増してきましたな>今回の騒動。つか、もう駄目だろ?これ。

 横綱・朝青龍の師匠・高砂親方(元大関・朝潮)は12日、当面は朝青龍に国内で治療に当たらせる意向を明らかにした。また、朝青龍との次回の面会時期は「ある程度、診断の結果が出て会見などができる状況にならないと行けないかな」と話し、しばらく静観する考えを示した。

6日に診察した日本相撲協会指定の今坂康志医師が海外にいるため、13日は協会指定の2人目の精神科医による往診が予定されている。これまで朝青龍は知人を通じて紹介された本田昌毅医師と協会が派遣した今坂医師の診断を受け、母国モンゴルに帰国して治療する方法も指摘されていた。しかし高砂親方は「(どんな診察結果でも)国内で治療を続けることが大事ではないか」と述べた。【飯山太郎】

(8月12日 毎日新聞)

複数の医師が朝青龍診察 混乱も

日本相撲協会から2場所出場停止などの処分を受け「急性ストレス障害」と診断された横綱・朝青龍(26=高砂部屋)が、同時期に複数の精神科医の診察を仰ぐ可能性が出てきた。

師匠の高砂親方は朝青龍に謝罪会見を行うように求めたが、10日の話し合いで説得に失敗したため、治療を優先させることを決断。同日夜に相撲診療所の吉田所長に新たな心療内科医の派遣を求めた。高砂親方は「前回(6日に)診てもらった今坂先生が海外出張中なので」とし、週明けにも協会指名の医師が朝青龍の自宅に出向く予定と説明した。その一方で、朝青龍サイドは今後も「神経衰弱および抑うつ状態」と診察した形成外科(包茎治療専門)の本田昌毅医師による診療を続ける可能性が高いとしている。

高砂親方は「朝青龍の方で知っている人がいるなら構わない。1人でも多くの人に診てもらった方がいい」と語るものの、複数の医師の診察は治療方針に混乱を招くことが予想され、事態は長期化する恐れも出てきた。

(8月12日 スポーツニッポン)

“日本の父”近藤氏が異常行動証言

「アドマイヤ」を冠とする馬主として知られる近藤利一氏(64)が10日、2場所出場停止などの厳罰で急性ストレス障害などと診断された横綱朝青龍(26)=高砂部屋=を訪れ、本人と1時間50分、面談後、「睡眠薬を1回10錠ほど食べるようにのんでいる」などと横綱の“異常行動”を証言した。

“日本の父”という有力後援者は「まげはなく伸びた髪は洗わず、やせた様は戦国の野武士。妄想にからまり、発言は支離滅裂。1週間前には若い衆に乱暴し、窓から物を投げようとした姿を目撃した」と衝撃発言を連発。同席した高砂親方に「4回目の訪問だが、さらに悪化した。とても会見できる状態にない」と進言したという。さらに「自分で帰国を否定しながら“帰りたいよ~”と子供じみたりして哀れ。テレビで(中田英寿氏との)サッカー映像を見るたびに頭を抱えている。人間が変わった。すごくみじめ」と様変わりした姿を哀れんだ。格闘技転向の意思をただすと現役続行を主張したそうだが、「相撲に戻れるか心配」な状態だ。家族の来日も「(報道陣の)えじきになる」ため未定という。

(8月11日 デイリースポーツ)

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