私募ファンド投資を禁止 日銀の内規諮問会議

 福井俊彦総裁による村上ファンドへの投資問題を受け、役員による金融取引や資産公開に関する内規の在り方を検討している日銀の諮問会議(座長・園部逸夫元最高裁判事)は30日、2回目の会合を開き、村上ファンドのような私募ファンドの商品について、保有や任期中の取引を含め、投資を全面的に禁じる方向で一致した。

また、金融取引は「預金や個人向け国債を除いて原則的に禁止する方向」(水野創・日銀理事)となった。一般的な株式や公社債の保有については役員就任時点で、信託方式によって売買凍結を義務付けることなどを検討している。

厳しい内規を定めることで、総裁の投資問題で失墜した信頼を早急に取り戻したい考えだ。

(共同通信) – 6月30日

「民間の」金融機関じゃ、制度や企業評価に携わる人間はペーペーでも生株投資は制限喰らうのにね。見つかったところからちびちびと。決して抜本的な改革は行わず、逃げ道だけはキッチリ押さえる。それが官僚クオリティ。

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