米軍基地移転先で衝突 韓国、210人重軽傷

 【ソウル4日共同】ソウルにある在韓米軍竜山基地などの移転先に決まっている京畿道平沢で4日、基地移転に反対し予定地内に立てこもる住民や市民団体と、強制排除に乗り出した警官隊が衝突した。聯合ニュースによると、双方の計210人が重軽傷を負い、警察は524人を連行、同日夕までに住民らを排除した。

警察は4日早朝、約1万1000人を投入し、前夜から集まった約1200人の住民や学生、市民運動家らの排除を開始。学生らは角材などで激しく抵抗、一部は予定地内の学校校舎に一時籠城した。

国防省は住民排除を受け、移転予定地を囲む形で長さ20キロ以上におよぶ鉄条網を設置。尹光雄国防相は「外交的な信頼低下を招きかねず、これ以上の作業の遅れは許されない」との談話を発表し、移転事業への理解を求めた。

(共同通信) – 5月4日

角材はおろか、竹槍部隊もいました(笑)…>立てこもり部隊。なんだか、昔の記録映像を見ていたような気分。とりあえず今回の事例をもって「竹槍発祥の地は韓国ニダ!」って騒がれ…ても一向に構いませんけどね。

1日の駐日米軍再編最終協議後のライス米国務長官の記者会見では、今後米国は極東アジア圏の防衛戦略から韓国を外すようなことを言ってましたね。実際、日米のシーパワー的国家・防衛構想から見れば、中国・北朝鮮の影響を強く受けている韓国を防衛ラインの一端に組み入れていることは百害あって一利無しですし、その姿勢は至極もっとも。今回の移転もその一環なんだから、少しガマンすれば米軍はいなくなるのに、脊髄反射的に過激だなあ>韓国。

もっとも、米海兵隊の移転費用3兆円について、日本政府から既存メディア経由でごまかし通達されていたにもかかわらず、ほとんど反応しない日本国民の従順子羊ぶりも、反対の意味でどうかとは思いますが。本音はともかく戦略として、怒っているポーズを内外に示さんといかんでしょ。国民の皆さん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です