3大学の新設不許可 ~ 真紀子の判断は正しい。手続きに問題

 大学キャパの過剰状態から、審議会の在り様への疑問に至るまで、今回の田中文科相の判断は妥当。特に今回新設却下された大学って、地理性とか考えると、近隣に同種の既存大学があったり、生徒が集まる土壌にないなど、とても必要だとは思えないもん。素人から見ても、よくこんな大学の開学申請が審議会を通ったなって感じ。

 ただ、判断はともかく、手続きというかやり方がまずいわな>真紀子。ビルだってぶっ壊す時は、破片が飛び散らないように下拵えするもんだ。いきなりダイナマイトでふっ飛ばしたら、周辺関係者大迷惑。それと同じだよ。何で、こんなことになったんだろ?。やっぱりアレか?。教育界の既得権益者がメディア使って、コトのコア部分を隠しながら、真紀子へのネガキャン張ってるだけだとか?。

<田中文科相>3大学の新設認めず…審議会の答申覆す

 田中真紀子文部科学相は2日、閣議後の記者会見で「大学設置認可の在り方を抜本的に見直す」と述べ、認可を厳格化する方針を示した。また、大学設置・学校法人審議会が1日に来春の開学認可を答申していた秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大(愛知県)の3件の4年制大学を不認可とした。文科相が審議会答申を覆したのは、省内に資料が残る30年間で初めてで、極めて異例の判断。

 学校法人が大学を開校したり学部を新増設したりする場合、文科相は審議会にその可否を諮問し、答申を受けて決定する。田中文科相は全国に4年制大学が780(国公立181、私立599)校あることに触れ「大学教育の質が低下している。そのために就職できないことにもつながっている」とし、当面は新設を認めない方針を示した。今後、検討会を設け、メンバーの多くが大学の学長や教授で占められている審議会の在り方を見直す。

 1日に答申された学部の開設(16件)、大学院の開設(13件)は答申通り認可した。【石丸整】

(11月2日 毎日新聞)

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