「おめでとう!バレンティン!」
節子、それバレンティンやない。バレンタインや。
ともあれ、重圧の中、王さんの記録更新お見事です。バレンティン。ノムさんはじめ、王さんの記録が外国人に破られることに不満な人もいるようですが、それは狭量というもの。大記録が更新されたことに対して、素直に賞賛の声を挙げてこそ、野球というスポーツに「未来」があることの証左となりましょう。
ある競技で、何十年、何百年も前のカビの生えた記録が更新されてないなんて、私に言わせると、先人の偉大さより、その後の同競技の停滞を示しているだけ。今日、イチローやマー君にバレンティンが続いた。今夜の記録更新とは詰まる所それだけのことであり、だからこそ、素晴らしい。
東京ヤクルトのウラディミール・バレンティンは15日、神宮球場で行われた阪神戦でプロ野球シーズン最多本塁打の新記録となる56号を放った。
初回の第1打席、1死二塁から先発・榎田大樹の真ん中に入ったストレートを左中間スタンドに運び、3試合ぶりの本塁打で快挙を達成した。これまでの記録は、1964年の王貞治(巨人)、2001年のタフィ・ローズ(近鉄)、2002年のアレックス・カブレラ(西武)が持っていた55本塁打。バレンティンは11日の広島戦で大竹寛から55号本塁打を放ち、シーズン最多記録に並んだ。記録更新の期待が掛かった12日の広島戦は3打数1安打1四球、13日の阪神戦は4打数無安打で、阪神のルーキー藤浪晋太郎が先発した14日の試合は3打数1安打1四球に終わり、3試合連続ノーアーチと快挙達成を持ち越されていた。
ヤクルトは今季、まだ18試合を残しており、さらなる記録更新、そして「60号」への期待も高まる。
(9月15日 スポーツナビ)
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