<米大統領選>クリントン氏が3勝1敗 「戦い継続」を宣言

 医療保険政策ネタという命綱と最後の予備戦力(≒個人資産)の投入によって、なんとか土俵際で踏みとどまったヒラリーの底力を讃えるべきか。「勝負の決まった&党内一本化優先の共和党候補より、無党派層も投票可能な民主党予備選で、同党の内部分裂を長引かせるためにヒラリーに投票しろ!」と呼びかけた共和党陣営のえげつなさを讃えるべきか。何とも判断が難しい「ヒラリーの3勝1敗」。

 ともあれ、今回の「勝利」でヒラリーはすっかり元気取り戻しちゃったし、こりゃ8月まで長引くかな?>民主党の米大統領選指名争い。そして漁夫の利を得るのは、まさかのマケインと。それはそれで半分ばかし神楽の望んだ結果だけど…何か納得いかねー(^^;。

 【ワシントン及川正也】米大統領選指名争いで4日投開票された4州での予備選で、民主党はヒラリー・クリントン上院議員(60)が焦点の大票田オハイオ、テキサス両州で首位のバラク・オバマ上院議員(46)に勝利した。連敗にストップをかけたクリントン氏は選挙戦の継続を宣言、「復活」を印象付けた。ロードアイランド州の勝利も合わせ、バーモント州を制したオバマ氏との同日の戦績を3勝1敗とした。

 クリントン氏はオハイオ州での勝利確定後、同州の集会で「この勝利は倒されることを拒否した人たちのものだ。我々は最後まで戦い抜く」と言明。この後、テキサス州での勝利も確定した。同氏は2月5日の「スーパーチューズデー」後、勢いに乗るオバマ氏を前に9連敗を重ね、今回の戦いには「背水の陣」で臨んでいた。

 ただ、両州を制したものの、獲得代議員数で大きく上回るオバマ氏との逆転には至っていない。民主党の代議員は州ごとの得票率に応じて配分されるため差が付きにくい。オバマ氏はテキサス州の集会で「今夜何が起きようと、我々は今朝とほぼ同じリードを保ち、指名獲得の途上にある」と強気の姿勢を崩さなかった。

 米CNNテレビによると、オバマ氏の獲得代議員は1451人、クリントン氏は1365人。いずれも指名獲得に必要な過半数(2025人)に遠く及ばず、両者間には90人近い差がついている。

 なお、テキサス州では予備選終了後、党員集会を開く「2段式」で代議員を選出する。

 クリントン氏の継続宣言によって、次の焦点は4月22日のペンシルベニア州予備選となる見通し。両陣営の対立激化は必至で、党内の亀裂が深まるとの懸念が表面化している。

 一方、共和党では、全4州の勝利で指名が確定したジョン・マケイン上院議員(71)が「十分な代議員を獲得した」と勝利宣言。マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)は4日、選挙戦からの撤退を表明した。ブッシュ大統領も5日にマケイン氏への支持を正式に表明し、挙党態勢を整える。

(3月5日 毎日新聞)

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