自民党が中国の反日デモ下での在留邦人の保護決議を採択する一方、民主党は騙し討ち的に「平成の治安維持法」人権救済法案を閣議決定

 「おいおい、今の日本の政権与党は、自民と民主のどっちなんだ?」という笑い話にもなりゃしない、笑って泣くしかない日本の現状。

 それはそれとして、以前も書いたけど、被差別利権連中や売国奴へのアピールのために、国のリソースを無駄使いする政治家さん達って、ホントいい商売だよな。

自民、反日デモで邦人保護など求める決議採択

 自民党は18日の政調全体会議で、沖縄・尖閣諸島の国有化に反発する中国の反日デモに関し、〈1〉在留邦人の保護〈2〉海上保安庁の体制強化〈3〉中国との外交ルート立て直し――を求める決議を採択した。

 この後、大島理森副総裁が首相官邸で藤村官房長官に決議文を渡した。藤村長官は「全力で対応する」と応じた。

(9月18日 読売新聞)

人権救済法案を閣議決定 解散にらみ“実績作り” 人権団体へのアピール急ぐ

 政府は19日、新たな人権侵害救済機関「人権委員会」を法務省の外局に新設する人権救済機関設置法案(人権救済法案)を閣議決定した。今秋の臨時国会への提出を目指す。ただ、同法案には「人権侵害の定義が曖昧で、拡大解釈により言論統制につながりかねない」との批判が政府・民主党内でも強く、成立の見通しは立っていない。

 藤村修官房長官は閣議後の記者会見で「政府として人権擁護の問題に積極的に取り組む姿勢を示す必要がある。次期国会提出を前提に、法案の内容を確認する閣議決定だ」と述べた。

 閣議決定に際し、慎重派の松原仁国家公安委員長は海外出張のため不在。野田佳彦首相側近も「慎重な閣僚がいないから(閣議決定しても)いいじゃないか」と言明するように、民主党のマニフェスト事項に加え、衆院解散・総選挙をにらみ、支持基盤である人権団体へのアピールを急いだ格好だ。

 新たな機関は、差別や虐待などの解決を目的にうたっており、政府から独立した権限を持つ「三条委員会」として設置。委員長や委員は国会の同意を得て首相が任命する。市町村に置く人権擁護委員には日本国籍の有無について規定がなく、地方参政権が付与されれば外国人でも就任できる。

(9月19日 産経新聞)

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