皇帝プーチンの弱体化の裏返しなロシア大統領選圧勝劇な件について

 不正な選挙活動だけじゃなく、有力候補の出馬を悉く妨害して掴んだ勝利。かつてのプーチン氏の絶対的な強さを知っている身からすれば、そのなりふり構わない醜態、怯え経由の安堵の表情と共に勝ち得た圧勝には、むしろ物悲しさを感じるのです。

選管もプーチン氏当選承認=首都では過半数割れ―ロシア大統領選

 【モスクワ時事】4日投開票のロシア大統領選は全土で集計が進み、中央選管が5日発表した暫定結果によると、開票率99%の段階で、前大統領のプーチン首相(59)=統一ロシア=が63.75%、次いで共産党のジュガーノフ委員長(67)が17.19%を得票した。チュロフ選管委員長は、決選投票を待たずに第1回投票でのプーチン氏の当選を承認した。投票率は65.3%。

 一方、首都モスクワでは開票率94%時点で、首位のプーチン氏が得票率47.11%で過半数に届かない異例の事態となった。全土で3位だったリベラル系の新興財閥総帥プロホロフ氏(46)=無所属=が20.29%で次点に付けるなど、昨年12月の下院選後に続発した反政権デモが一定の影響を与えたとみられる。 

(3月5日 時事通信)

<露大統領選>プーチン首相の得票率63.60%

 ロシア中央選管が5日午後(日本時間同夕)に発表した開票状況(開票率99.97%)によると、プーチン首相の得票率は63.60%。2位が共産党のジュガーノフ委員長で17.18%。以下、富豪で無所属のプロホロフ氏が7.97%▽極右・自民党のジリノフスキー党首が6.22%▽穏健左派・公正ロシアのミロノフ前上院議長が3.86%となっている。投票率は約65%で、前回の08年(69.81%)を約5ポイント下回った。

 共産党など野党勢力の一部は「公正な選挙が実施されなかった」と主張。ロシアの選挙監視団体も約5000件の違反行為が報告されたとしている。全欧安保協力機構(OSCE)の国際選挙監視団も選挙が「政権側に有利な方向にゆがめられた」と指摘し、違反が疑われる案件の再調査を求めた。

(3月5日 毎日新聞)

 終わりの始まり、なのかなあ。

 ここで「マイクラでBad Apple!!」を紹介。


D

努力の天才。凄いぞUP主。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です