無残、結婚式場210本伐採/宇多津・臨海公園の松

 式場運営会社の実態から町の対応&言い訳まで、どこから突っ込んだらいいものか分からない騒動ですが、とりあえず、「縁起」物の象徴である松を「結婚式」式場運営会社「自身」が「切る」ってあり得ないでしょ。ここの偉い人って、どんだけ新郎新婦や参列者の感情に鈍感なんだと。せめて、こういう風にメディアや世論からのツッコミが来ないやり方で処理しなさいよと。

 それとも、最近の冠婚葬祭業界って、そういった一般常識すら薄い連中が幅利かせるほど人材不足なのかな?。先日、「専門性のある人材ニーズが高いと言われている観光業界なのに、観光系大学の卒業生の就職率はたったの2割」という報道がありましたけど、観光だけじゃなくホテル・式場運営業界全体で意識して、血の入れ替えを促進した方がいいのかも知れませんね。今回の「セントカテリーナ」みたいな所は特に。

 宇多津町の臨海公園に防風林として植樹している松約210本が、幹の途中から無残に切られていることが9日、分かった。管理する町によると、公園近くの結婚式場・セントカテリーナからあった刈り込みの申し出を許可したところ、切り方が話し合われないまま式場側が大掛かりに切ったという。一変した周囲の風景に町民らは「景観を損ねている」「切る意味が分からない」と憤っている。

 松は1991年、公園東部の遊歩道(約600メートル)沿いに植樹。切られたのは遊歩道の中ほどに当たる約110メートルの区間。高さが6メートル以上に育っていた松を幹の途中で切って2―4メートル程度の高さにしたり、枝をほぼ落としたりしている。

 町によると、式場側から昨年8月、「公園の南側に新たに建設する式場から海が見えない」として刈り込み許可の申し入れがあった。町は11月下旬に許可を出したが、切る位置や本数は後日の決定事項にしていたにもかかわらず、式場側が12月中旬に独断で切ったという。町が事態を確認したのは今月5日だった。

 松の中には、放置すれば枯死する可能性のある無残なものもあり、谷川町長は「調整不足のため今回の事態になった。原因は指導力不足にある」としている。今後は、町が修復責任を負い、議会に報告の上で対策を検討するという。一方、式場側も「行き違いがあった。修復については町と協力し、より良い町づくりに貢献する」とした。

 遊歩道を散策していた同町の無職男性(61)は「理由はあるだろうが、ばっさり切りすぎ。風景がさびしい」と不満顔だった。

(四国新聞社 1/10)

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