渦潮電機は若社長の下、配電盤以外の新規ビジネス探しに熱心な会社だからね。

 今回のゼロスポーツのEV事業の買収発表も得心がいくというもの。会社自体も腰の据わった優良老舗企業だし、いいところに拾ってもらったね>ゼロスポーツ。

 ところで、これまでにゼロ社救済に名乗りを挙げていたナノオプトニクス・エナジーやネクステージは、どうなったんだ?。なんかトラブルことがあったのか?。まあ、全くゼロからのチャレンジのネクステージはともかく、ナノオプトは、「あの」藤原のおっちゃんが絡んでいるって段階で名乗り自体に対する信用ゼロだったけどさ(苦笑)。

渦潮電機:「ゼロスポーツ」から一部買収 岐阜市にEV研究所開設 /岐阜

 愛媛県今治市の船舶電気機器メーカー「渦潮電機」(小田雅人社長)は、今年3月に経営破綻した電気自動車(EV)ベンチャー企業「ゼロスポーツ」(各務原市)からEV関連事業の一部を買収したと発表した。譲渡金額は非公表。

 渦潮電機によると、ゼロスポーツのバッテリーやモーターなどEV製造技術や商標などを引き継ぐ契約を25日に締結。岐阜市東鶉に「渦潮電機EV研究所」を設立し、ゼロスポーツが解雇した技術者12人を雇用した。5月の連休明けに社員15人体制で業務を開始する予定という。

 渦潮電機は1946年創業し、資本金6000万円、国内外の生産工場で船舶用動力機器を中心に電気機器製造事業を展開し、国内45%のシェアを持つ。

 09年度の売上高は264億円。渡辺謙二・同社経営企画課長は「ゼロスポーツのEVバッテリーやモーターの電気製造技術と、当社の船内情報通信やバッテリー技術を連携し、船舶の電気事業に応用していく」と話した。【立松勝】

(4月26日 毎日新聞)

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