日米首脳会談における「trust me」の耐えられない軽さと、それがもたらした結果

 普天間問題を巡る一連のダッチロールで、米国、否、世界の主要国が鳩山総理を見限ったことは想像に難くありません。「ポッポは肝心なことは何も決められない」と。そしてそれを招いたのは99%、鳩山政権/民主党政権の無策と無能にあります。彼らと彼らに政権を委ねた「お調子者or審美眼に欠ける有権者」には、今更ながらに猛省を期待します。

 それにしても、こと個人に限っても、今回の問題に限定しても、最も罪深いのは「trust me」という重い言葉を、軽々しく他国の首脳に投げかけて、無責任にも自らその言葉を反古にした、どこぞの国の宰相殿。できないことをできないと認める強さを持たない分、その優柔不断ぶりと卑怯度は、過日の盧武鉉大統領@韓国並みかそれ以上に酷い。鳩山総理はもう「trust me」を誰にも使えない。その意味と失ったモノの大きさを、ポッポ殿はどれだけ自覚しているでしょうか?。

首相、普天間問題「信頼して」 13日の日米首脳会談 

 鳩山由紀夫首相が13日に行われた日米首脳会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、オバマ米大統領に対し「私を信頼して(Trust me)」と述べていたことが19日分かった。オバマ大統領は14日に日米合意を履行するとの認識を示したが、首相の発言をきっかけに日米合意で早期決着すると受け止めた可能性がありそうだ。

 首相は19日朝、記者団に対し「(県外移設や国外移設を求める)感情が沖縄にも強くある中で、できるだけ早く結論を出したい。だから『トラストミー』と(言った)。大統領は『信じますよ』と言ってくれた」と述べた。その上で「中身の話ではない。私は中身は言わない」と言明、最終結論の方向性は示していないと強調した。

 日米両政府当局者の話によると、オバマ大統領は日米首脳会談の席上、早期決着を「大変強く迫っていた」という。会談翌日となる14日、首相は日米合意を前提にしない考えを表明。「年末までにと約束したわけではない」と語った。

(11月19日 産経新聞)

「グアム移転止まる」と警告=普天間見直しで撤回も-ホワイトハウス高官

【ワシントン時事】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、鳩山由紀夫首相が年内の決着を断念、新たな移設先の検討を始めたことに対し、米政府は3日、日本側に「これで在沖縄海兵隊のグアム移転も止まる」と、同飛行場移設とセットになっているグアム移転を撤回する可能性を通告した。日米関係筋が明らかにした。

 ホワイトハウス高官から日本政府関係者に伝えられた。この問題で迷走を重ね、2006年の政府間合意の見直しにかじを切った鳩山政権への強い反発を示すもので、日本側は難しい対応を迫られそうだ。

 米政府は10会計年度(09年10月~10年9月)予算に移転費3億7900万ドル(約334億円)を要求。このうち1億4200万ドル(約125億円)しか認めなかった上院と、3億3900万ドル(約299億円)を計上した下院の法案一本化作業が進んでおり、政府側は復活を求めている。

 ホワイトハウス高官はこうした事情を踏まえ、日本が同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部へ移設する現行計画を見直す場合、議会の理解を得られず、グアムでの関連施設整備が頓挫すると指摘した。日本政府内でも「影響は1~2カ年度分にとどまらず、白紙になる恐れがある」との見方が出ている。 

(12月5日 時事通信)

<岡田外相>宜野湾市長と会談 普天間移設で平行線

 岡田克也外相は5日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を巡り、那覇市のホテルで伊波洋一・宜野湾市長と約30分会談した。外相の沖縄訪問は11月中旬に続き2度目。外相が周辺住民の負担軽減のため早期に結論を出す必要性を強調したのに対し、市長は普天間飛行場のグアム移転を主張した。

 会談で外相は「このままでは普天間の危険がなくならない」と、早期に結論を出さなければ普天間飛行場の移設そのものがなくなり、基地が固定化される恐れがあるとの認識を示した。

 これに対し市長は、「辺野古移転は納得できない」と語り、グアムへの移転を主張し、議論は平行線をたどった。【野口武則】

(12月5日 毎日新聞)

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