[日米最終戦は72年ぶり全米全勝で幕

<日米野球:全米5-3全日本>◇第5戦◇8日◇福岡ヤフードーム

 全米選抜が最終戦も制し、72年ぶり快挙となる大会全勝で幕を閉じた。

 全日本は4回、新井(広島)村田(横浜)の2本塁打で2点を先制。先発も和田も(ソフトバンク)も4回まで完全投球。5回城島(マリナーズ)に適時打を許したが、1失点と好投した。

 だが6回、2番手永川(広島)がハワード(フィリーズ)に同点打、A・ジョーンズ(ブレーブス)に勝ち越し犠飛で、逆転される。全日本は9回に追いつく粘りをみせたが、延長10回、小倉(楽天)がレイエス(メッツ)にサヨナラ2ランを浴びた。

 全米選抜の全勝は、通算714本塁打のベーブ・ルースらが参加した1934年以来。5戦全勝で、全米選抜の賞金1億4000万円を獲得。大会MVPは打率5割5分6厘、4本塁打、8打点のハワードが選出された。

(日刊スポーツ) – 11月8日

 もしかしたら今回が最後になるかもしれない日米野球。ちょっと寂しい幕切れですね。まあ、せいぜい飛車落ちの米国選抜相手に飛車角桂馬香車落ちの日本選抜じゃ、そりゃどーにもなりませんけど(それにしても、第二戦の西村@巨人が先発ってのは「超ありえない」。控えベンチを埋めているのが楽天の小豆色ユニホームだけじゃしょうがないけどさ)。

 そもそも、選手会と主催側、読売とその他メディアとのゴタゴタのせいか最初っからヤル気ナッシングな日本選抜より、(WBCのリベンジ気分がどれだけあったかはわかりませんが)モラールの高さは感じましたよ>米国選抜。本気になったヤンキーは怖いというべきか、日本は花相撲気分が強すぎたというべきか。…後者なんだろうな。やっぱ>結果の背景。

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