フィリピンのミンダナオ紛争、和平合意へ

 アキノ大統領の「個人的事情」が後押しした側面はあるが、政治は須らく結果。ここは素直に、歴史的快挙という結果に拍手を送りたい。

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 つっても、全てはこれからだけどな。これからの結果で、今日の結果が全否定されることもある。それが政治の辛いところ。フィリピンに限らず、米国でも、中国でも、そしてもちろん日本でも。

フィリピンのイスラム勢力、武装解除で合意

 【バンコク=永田和男】フィリピン政府は25日、南部ミンダナオ島を拠点とするイスラム武装勢力「モロ・イスラム解放戦線」との和平交渉で、最後まで対立点として残っていた解放戦線側の武装解除で合意に達したと発表した。

 政府と解放戦線は22日からマレーシアのクアラルンプール近郊で、解放戦線の武装解除と、ミンダナオ島内で2016年に発足するイスラム系住民の自治政府の警察組織に関する協議を行っていた。政府高官は25日の合意を受け、和平協定調印が2月にも行われるとの見通しを示した。

 政府と武装勢力は12年10月に和平の枠組み合意に調印し、40年以上続く紛争に終止符を打つため、自治政府発足を柱とする和平協定に向けた交渉を開始。自治政府と中央政府の権限や天然資源開発に伴う収入配分などで合意し、武装解除が残る課題となっていた。

(1月25日 読売新聞)

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