「スマイルプリキュア!」第15話「ドタバタ!みゆきの母の日大作戦!!」感想 ~ 「みゆき嬢の特技:大凶をひくこと」

 あるいはウルトラアンハッピーな顔芸。だが、それがいい。

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 今日の戦闘時、「それ…返してんか」キュアサニキの男前っぷりと、サニー&キュアかーちゃんの息のあった連携っぷりに惚れた。そして、多分カメラの外には、そんな二人を嫉妬のマナコで見つめるキュアお嬢がいたに違いないと妄想する俺は既に終わってる。あべし。

  • プリキュアの母の日エピソードは良作が多い。これは定説。たまにトラウマ回も入るけど、それはそれで良し。
  • 母の日に向けてプレゼントの準備に余念がないプリキュア部(星空みゆき嬢@CV福圓美里女史除く)。母親の肖像画を描く黄瀬やよい嬢@CV金元寿子女史。どこかデザイン的に難のある湯呑を作る青木れいか嬢@CV西村ちなみ女史。刺繍小物を作る日野あかね嬢@CV田野アサミ女史と緑川なお嬢@CV井上麻里奈女史。橙と緑が似たようなモノを作りながら、日頃の経験差で出来上がりに差がついていて、それが戦闘時の口上にも繋がるとはなかなか芸の細かい演出に◎。
  • 準備不足にカネ不足のみゆき嬢。キャンディ@CV大谷育江女史との会話のキャッチボールが良し。秘密基地での「例えば…例えば?」リレーと言い、流石の田中裕太演出、テンポいいわあ。
  • もっとも、田中演出のテンポの良さの真骨頂は、戦闘シーンにあり。キュアサニーの炎、キュアマーチの風、キュアビューティの氷、そしてキュアピースの雷。こそっと各自新技を披露しつつの属性発揮な連携攻撃に拍手。特にNISSANコンビのツイン攻撃と、桃→黄→橙→緑によるビオランテ(違)アカンベェの自爆誘発&攻撃封じ、青橙緑黄がアカンベェの触手攻撃を食い止め、青に凍らされて劣化した残る一本の触手を利用したキュアハッピーのスライディング・ハッピーシャワー。これらの演出&描写は、実にいいものだ。多分今シリーズでは一番の出来。やっぱり、プリキュアの戦闘シーンはこうでなくてはな!。
  • マジョリーナさん@CV冨永みーな女史の納豆餃子飴(まさか商品化はされないよな(^^;)の洗礼を受けて、不機嫌&八つ当たり出撃を仕掛けてきたウルフルンさん@CV志村知幸氏、その悪役口上はともかく、バトルシーンはカッコよくて素敵よ!。あれ?もしかして、スマプリの敵幹部が直接参加した肉弾戦って今回が初めて?
  • 今回初登場のみゆきママンこと、星空育代さん@CV國府田マリ子女史。これまでのプリキュアママンの中でも、屈指の美人おっぱいさん。帰り道、Aパートのみゆき嬢の失敗も含めて、大事なのは感謝の気持ちを示すことなのだと、あゆき嬢に「ありがとう」の言葉を返すあたり、人格的にもできたお母様。それにしても、マリ姉がこんなセクシーボイスでママン役をする時が来ようとは、月日が経つのは早いですのう。
  • プリキュア部の他の4名についても、母の日に贈ったのはプレゼントの形に込めた「感謝の気持ち」だという描写が、みゆき嬢の思考と被せて流されるのも、心憎い演出。しかし、NISSANコンビはオカンまで似た者同士なのか。うむぅ(笑)。
  • ラストは、自分の気持ちが育代ママンに通じていたこと、それに「ありがとう」と言ってもらえたことに、これまでの計14話で披露した数々の笑顔とはまた違う、「娘の笑顔を浮かべた」みゆき嬢がママンの腕を取って帰り道を歩むの図。改めて「これはよい」by宗匠。
  • 今回は戦闘後、この描写に至るまでのみゆき嬢周辺の演出がいいんだよなあ。青黄橙緑が四者四様の座り方でみゆき嬢を見守るシーンも良かったけど、メッセージカードも無く、壊れてしまったネックレスを手渡す勇気を持てないみゆき嬢に、「みゆき」とエールの一言をかけるキャンディが実に良い。いつもはその出しゃばりっぷりに頭にくるところだけど、青黄橙緑に代わって発したあの一言の演出があるとないとでは、秘密基地パートや戦闘パートを通じて描かれた「仲間に支えられてここまで準備できたみゆき嬢のハッピーぶり」の重みが全然違う。ここらへんの機微を丁寧に描いてくれるところが、一視聴者として嬉しいね。
  • 今日のキュアピースじゃんけんはパー。サザエさんはチョキ。通算成績はキュアピースの5勝4敗4分け。カツオマジョリーナ回じゃないのにもかかわらずサザエさん陣営が初勝利。さあ、サザエが詰めてきたぞ!ひたひたと!。
  • EDは、キュアビューティがトップバッター。作画陣営が河野三人衆だけだったので、キュアイカ娘のシーンの字幕が、まあスッキリ。
  • 次回予告。「スマッシュヒットも大ファウルも分け隔てなく打ち続ける優等生」れいか嬢、ニート宣言の巻。でも、真面目にモノを考える若い人なら一度は通る道だよね>何のために今の自分があるのか。こういう時は、その対極な「何も考えずに直感で本質に辿りついているキャラ」が先導役になるもので、つまりは「光のプリキュア」みゆき嬢がその役を担うと。多分次回描かれる「みゆきの光属性は導きの象徴」シチュって、シリーズラストの大団円にもつながる要素じゃないかと思う次第。その意味でも、「最終数話のプロトタイプになるであろう」第16話は必見ですな。
  • いや、もしかしたらアカオーニさん@CV岩崎ひろし氏がいつものように全て解決に導いてくれる可能性も無きにしに非ずだけど(笑)。
  • 今回は、佐々木なふみ脚本×田中裕太演出・絵コンテ×河野宏之作監。Aパート、グッズの販促要素を入れられた事情は分かる。それを抜きにして考えれば、否、それを加味してもなお、今回は本シリーズ屈指の良作でした。本日は良きものを見せて頂き、まことにありがとうございました>スタッフ御一同様。

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