宮脇容疑者が小道具に使ったのが「iQOS」「Ploom TECH」「glo」のどれかはまだ分からないが、「煙草に毒物を仕込む」という古めかしい手口からは、加熱式タバコの目新しさとは裏腹に、横溝正史作品ばりのクラシックな犯罪の香りがするね。実に趣深い。もっとも、
「私なら、水銀での毒殺に市販の加熱式タバコやカートリッジなんて使わないけどな」
液体状の毒物を一定量以上混入して、かつターゲットに違和感なく大量に吸い込ませるなら、リキッドを使う電子タバコのVAPEか、キツイ臭いがデフォのVaporizerの方がお薦め。個人単位でネタを調合するケースも多いから、「これ、俺のオリジナルブレンド」と、毒性強化リキッドや刻みタバコを併せてプレゼントしても、そんなに警戒されないし。
というわけで、もし誰かからすっごい恨みを買っていて、毒を盛られる心当たりがある人は、「iQOS」や「glo」より、オリジナルネタ付きのVAPEかVaporizerをプレゼントされた時に身の危険を感じよう。マジおススメよ。
知人男性に水銀入りの加熱式たばこを譲って吸わせ殺害しようとしたとして、滋賀県警は10日、大津市関津6の設備業、宮脇貴史容疑者(36)を殺人未遂容疑で逮捕した。
逮捕容疑は昨年6月3日、同県栗東市で金属水銀を含ませた加熱式たばこ1箱(カートリッジ20本入り)を同市の無職男性(37)に手渡し、同日から翌4日までに同市のパチンコ店などでカートリッジ14本を吸わせ、殺害しようとしたとしている。男性は頭痛などの異変に気付いて喫煙をやめたが、全治不明の味覚障害などを負った。
県警捜査1課によると、宮脇容疑者は容疑を認めている。金属水銀は体温計などに使われているもので入手しやすいという。宮脇容疑者はエアコン設置などの業務をしており、県警は金属水銀の入手経路や、水銀に関する知識をどうやって得たのかなどを調べている。
被害男性は宮脇容疑者が以前に経営していた携帯電話の修理会社の従業員だった。男性からの被害届を受けて県警が捜査していた。
◇加熱式シェア18%
加熱式たばこは、葉たばこを燃やさずに電気で熱し、発生する蒸気を吸うタイプのたばこ。煙が出ないことから近年、消費者が増えている。2016年4月にフィリップモリスジャパンの「IQOS(アイコス)」が全国販売され、日本たばこ産業(JT)なども続いた。JTの推計では、たばこ全体に占めるシェアは現在約18%で、2020年には30%を超えると見込まれる。
一方、水銀は蒸気として吸い込むと、胸痛や呼吸器の炎症、呼吸困難をもたらし、脳に滞留すると幻覚や妄想などの精神症状や、視野障害などの神経症状、頭痛などを引き起こすとされる。死に至ることもある。【森野俊】。
ここで「シロイルカが極楽浄土に送ってくれるようです。」を紹介。
マジモンの死神と悪魔は、素敵な笑顔で近づいてくるんやでー。
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