名前出た人ごきげんいかが?はしゃごうよパラダイス文書な件について

 パナマ文書と比べると、比較的「まともな取引」情報が多そうなパラダイス文書。ただ、ロシア企業からの利益供与バレのウィルバー・ロス米商務長官やら、高潔が売りのジャスティン・トルドー加首相の腹心なのに脱税がバレた投資家やら、パナマ文書が引き金でBREXITまで突っ走ることになった英国のエリザベス女王陛下やら、偉い人の名前が出るタイミングが当人と関係者にとって最悪な点では、パナマ文書とどっこいどっこいかなー。

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 この人の名前も出ているそうだけど、基本どうでもいーや。

 まだ、不動産リースの投資事業組合に鳥山明が出資していたって報道の方が驚き。ボノやマドンナクラスの大物アーティストは分かるが、日本の漫画家もこの人くらいになるとせこせこ節税対策せにゃならんのね。

米閣僚、ロシア企業から利益 「パラダイス文書」を入手

 米トランプ政権のウィルバー・ロス商務長官が、タックスヘイブン(租税回避地)にある複数の法人を介して、ロシアのプーチン大統領に近いガス会社との取引で利益を得ていたことが、朝日新聞が提携する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の調べでわかった。ガス会社の主要株主には、プーチン氏の娘婿や、米国の制裁対象である実業家らが含まれている。商務長官は外国への制裁判断にも影響力を持ち、複数の専門家が「深刻な利益相反の恐れがある」と指摘している。

 英領バミューダ諸島などに拠点がある法律事務所「アップルビー」などから流出した膨大な電子ファイル「パラダイス文書」を元に、ICIJがロス氏の資産報告など複数の公文書と合わせて取材した。「ロシア疑惑」に揺れるトランプ政権にとって、新たな火種となることは必至だ。

 ロス氏は大富豪として知られる投資家だ。2月の商務長官就任時に、米国の法律に従い、保有資産を公開。職務と利益相反になりうるとして大半の資産を手放すことを宣誓し、米上院から承認された。

 しかし今回の取材で、タックスヘイブンである英領ケイマン諸島で、長官就任後も株を保有する複数の法人を通じて、海運会社「ナビゲーター」(ナビ社)と利害関係を保っていたことがわかった。ナビ社はロシアのガス石油化学会社「シバー」にガス輸送船を貸し出している。両社の取引が拡大すれば、ロス氏も利益を得る構図だった。

 シバー社はロシアの元国営企業で、プーチン氏の娘婿が取締役を務めるなど、同国政府と密接な関係にある。大株主の実業家も米国の制裁対象で、米国企業は取引が禁じられている。

 ICIJに対し、米商務省の報道官は「ロス長官は、ロシアなどへの米国の制裁政策を広く支えてきた。高い倫理基準を守っている」などと書面で回答した。(野上英文、高野遼、サーシャ・シャフキン(ICIJ)、マーサ・ハミルトン(ICIJ))。

(11月6日 朝日新聞)

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