普通に考えれば、生まれてこのかたマジモンの狼なんて見たことのない猪が、狼の模型を見せられたところで、「何これ?」で終わりなんじゃねと思う。
でも、「じゃあ人間はどうなのよ?」と問われれば、ヤバい奴に出会ったらそれが初見でも逃げるよな。猪も猪なりに「やっべ!こいつヤバい奴だ!」の本能だけで逃げるのかも。例えば、相手がこんなのでも。
とりあえず、初対面の相手に赤い目を光らせて牙をむき出しにしてくる奴に、マトモな輩はいない。人間界でも、多分、自然界でも。おれら「お巡りさん!こっちです!」うり坊「猟友会のおじさん!こっちです!」
そして赤い目をした悪魔は倒される。嗚呼、美しきかな共存共栄。
イノシシなどに農作物を荒らされる被害が深刻な千葉県木更津市で新たな対策として天敵のオオカミに似せた姿と光や音で威嚇する装置が実験的に導入されました。
この装置は北海道の企業が東京農業大学などと開発し、木更津市のJAが実験的に導入しました。イノシシなどの天敵のオオカミに似せた姿が特徴で、動物が近づくとセンサーが感知し、目の部分にあるLEDライトが赤く点滅するとともにオオカミの鳴き声や人間のどなり声など18種類の威嚇音が鳴る仕組みです。
木更津市ではイノシシやアライグマなどに農作物を荒らされる被害が年々増え、昨年度の被害額はおよそ2200万円に上っています。
この装置を実験的に導入した北海道では、シカなどの被害が大幅に減る効果が確認されているということで、JAは11日、この装置をイノシシなどの被害があった山あいの水田に設置し、効果を確かめることにしています。
JA木更津市の梅澤千加夫組合長は「電気柵などで対策してきたが追いついていないのが現状だ。効果があればぜひ装置を増やしたい」と話していました。
(7月11日 NHK)
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