韓国大統領選で洪準杓が奇跡の末脚を見せる可能性な件について

韓国大統領選で安哲秀が本命・文在寅を猛追な件について(2017/4/6)

米朝開戦に翻弄される韓国大統領選、本日告示～安哲秀の支持率がついに文在寅を逆転(2017/4/15)

　3週間前は、そのまま安哲秀が文在寅を引き離すかと思っていたら、「安よりガチ保守本流＆対北強硬派」洪準杓に保守層の票が流れて、急失速。ここ最近の朝鮮半島状況を考えれば、当然の流れと言えば流れだが、ちょっとビックリ。

　一方の本命・「赤化統一男」文在寅も、有力対抗馬たる安が失速して安泰かと言えばそうでもない。当選後の連帯候補たる北朝鮮があまりにもDQN過ぎて、ちょっと国際世論に媚び始めたところ、「文よりガチ北LOVE」沈相奵に革新票が流れ始めて、勢いストップ。ここ最近の朝鮮半島状況を考えれば以下略。

　直近の他調査では、「保守」安哲秀と洪準杓の支持率合計は33％、「革新」文在寅と沈相奵の合計は46％。両陣営における主要2候補間の票のシフトと中間・無党派層の流れ次第では、洪準杓にもワンチャンあるで。

文在寅氏、安定した戦いで優位　韓国大統領選の世論調査

　今月９日に迫った韓国大統領選で３日、調査機関「韓国ギャラップ」と「リアルメーター」は、１～２日に実施した世論調査の結果を公表した。最大野党「共に民主党」の文在寅（ムンジェイン）氏（６４）が安定した戦いぶりで優位に立っている。野党第２党「国民の党」の安哲秀（アンチョルス）氏（５５）、朴槿恵（パククネ）政権の与党だった自由韓国党の洪準杓（ホンジュンピョ）氏（６２）が２位争いを繰り広げている。

　文氏の支持率は韓国ギャラップの調査では３８％、リアルメーターでは４２・４％。いずれの調査でも、保守層が厚い「６０代以上」と「大邱（テグ）・慶尚北道（キョンサンブクト）」を除いた各年代、各地域で１位と、幅広い層の支持を得た。

　一方で、「６０代以上」と「大邱・慶尚北道」でトップに立ったのは洪氏だ。韓国ギャラップの調査では４月第１週に支持率７％だったのが、５月１～２日の調査で１６％まで追い上げた。リアルメーターの調査では１８・６％と安氏に並んだ。

　保守層の支持は一時、安氏に流れていた。しかし、緊迫した朝鮮半島情勢のなかで、洪氏は北朝鮮について「私が大統領になれば力で制圧する」と訴えるなど強い姿勢を積極的に示し、保守層が結集しつつある。

　公職選挙法に基づき、３日以降に行われる世論調査は結果は公表が禁じられる。このため、選挙期間中に公表される支持率は今回が最後になる。（ソウル＝東岡徹）

(5月6日朝日新聞)

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