「真田丸」風に言えば、「ようやく、わかったのよ」
「そこには良きNAND型フラッシュメモリーが作れる工場がある。それを売る販売網もある。良いOBもいる。官庁とツーカーで、技術者(ひと)が集まる。ココム違反の時と違い東と西の顧客を簡単に結ぶ要の会社じゃ。だからこそ大企業たちはこの東芝メモリを押さえようとする」
「この半導体事業がある限り、わしらは大企業たちと対等に渡り合える」
「このフラッシュメモリーを使って、奴らを操ってみせるのよ」
「もう、奴らの顔色をうかがうのはごめんじゃあ」
これより東芝メモリ、誰の下にも付かん。
成毛康雄「いざ、MBO」
「大博打の始まりじゃぁぁあああ!!」
だったら面白いんだけどなー。ムリだろーなー。意味ないしなー。
真面目な話、鴻海精密工業は金はあるが日本国からの信用がない。ブロードコムは売却先としての障害はないが頼りない。SKハイニックスは逆境を知る経歴だが、金がなければ信用もない。ウエスタン・デジタルは金はそこそこ、信用もあるが、ヤンデレ気質なのがおっかない。主要4陣営、何処も一長一短なんだよね。
一応、現時点では本命・WD、対抗・鴻海と予想しているが、最後は「日本連合」がどこの陣営と水面下で手を握るかで決まるかも。
東芝が入札で売却を進める半導体の記憶媒体(メモリー)子会社「東芝メモリ」に、1次入札を経て絞られた4候補以外の企業などが高い関心を示している。
入札への途中参加が可能なためで、米アップルが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と組む案や、日本企業がまとまって出資する「日本連合」構想が浮上している。一方で、入札で候補に残る米ウエスタン・デジタル(WD)は、東芝と培ってきた関係から優先交渉を求めている。東芝メモリの売却は、企業や政府の思惑が複雑に入り乱れる状況に陥っている。
東芝メモリの売却先を決める1次入札は3月末に締め切られ、10社程度が参加した。東芝は金額などの条件などから、鴻海、WD、米投資ファンドのシルバーレイク・パートナーズと組む米半導体のブロードコム、韓国半導体のSKハイニックスの4陣営に絞った。
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