権力者は、国民に事実上の選択肢がない中での一強状態に自信を持たない方がいい。若い層からの支持については特に。
驕れる与党は久しからず。有力な対抗馬野党が現れれば、国民内の消極的支持層からはすぐに浮気されるし、森友学園問題のように、浮ついた挙句、党内外で足元をすくわれるお調子者が現れる。今の足元の揺らぎを軽視すれば、自民党に未来はない。
「そんなの百も承知での強気姿勢でしょうけどね。安倍総理は」
組織のTOPはそれでもいい。頭が弱気を見せれば全体の士気にかかわる。
問題は周囲だ。特に日本維新の会&大阪維新の会については要注意だ。連中は、「これまで自民に対して自分たちがやってきたサポートが、足元の自民一強体制を崩し、将来の自分たちの党勢拡大につながる」ことを誰よりも自覚している。残念だが、森友絡みの政治テロの起爆ボタンは全て連中の中にある。安倍政権上層部は、ゆめゆめ、今以上の隙を見せることなかれ。
■安倍晋三首相(自民党総裁)
(昨年の参院選で18・19歳からの支持が高かったとのデータを持ち出し)私たちは若い人たちに支持されている。まさに私たちには未来がある。野党に未来がないということを、私は決して言っているわけではありませんが、私たちに未来があることは間違いない。
(60代では比較的苦戦しているとのデータにも触れ)私は60代でありますので、なんとかこの世代でも頑張っていきたいと、こう思っている次第でございます。(党全国幹事長会議のあいさつで)
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